完全ワイヤレスイヤホンが欲しいと思ってAmazonで検索したら、色々な種類が出てきて迷ってしまいますよね。
去年の息子の誕生日に安い完全ワイヤレスイヤホンをプレゼントしたのですが、どうもBluetoothの接続が不安定でよく切れてしまうようでした。
Amazonで検索して、安くて比較的レビューが良かった物を見つけたハズでしたが、結果的にあまり良くなかったようです。
だからと言って、Amazonの評価が良いBluetooth対応の完全ワイヤレスイヤホンが全てダメな訳ではないはずです。
中には、有名ブランドよりも優れているかも知れない物が隠れているのかも知れないです。
しかし中華製だと、どのブランドの物を選んで良いか分からないですよね。
結局は、やっぱりレビュー頼みになってしまいますよね。
前回の失敗があってから、ちょっと不安はありましが、今回もAmazonでレビュー評価が高い完全ワイヤレスイヤホンをレビューする事にしました。
今回のレビューでは、TaoTronicsというブランドの完全ワイヤレスイヤホンSound Liberty53(旧TT-BH053)を選びました。
Amazonのレビュー評価が高く、比較的まともなレビューが多かったように思えたからです。
それにちょっとAirPodsっぽいデザインのイヤホンが、欲しくなったという事もあります。
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Contents
TaoTronics 完全ワイヤレスイヤホンSoundLiberty53(旧TT-BH053)の特徴
出典:Amazon
TaoTronicsの完全ワイヤレスイヤホンSoundLiberty53(TT-BH053)は、2019年の6月から前バージョンから改善がされているようです。
それに伴って、「TaoTronics TT-BH053」から「TaoTronics SoundLiberty53」に品名が変わっています。
今回のレビューでは、新しくなったバージョンについて書いていきます。
音質
TT-BH053は、AACコーデックに対応しています。
Bluetoothイヤホンって、スマートフォンからイヤホンに音楽が転送される時に、そのままだとデーター量が多いので圧縮されているんです。
その時の圧縮方式で、AACというコーデックが使われています。
AACは、圧縮時に高音域が消えてしまう事もなく、またタイムラグなどもほぼ無くなっているので、音楽を高音質で楽しむことができます。
AACコーデックは、主にiPhoneで使用されているコーデックです。
そのため、Sound Liberty53でも、AACはiOSにだけ対応しているようです。
Bluetoothは.バージョン5.0です。
バージョン4.0から音が良くなったということはありませんが、転送速度が速くなっています。
その為、遅延やノイズが減り、クリアな音質を楽しめると思います。
再生時間
TaoTronicsの完全ワイヤレスイヤホンSoundLiberty53(TT-BH053)は、単体での使用で約6時間使用する事ができます。
また、ケース自体に充電して、収納時にそこから充電する事が出来るので、旅行などで屋外に持ち出したりしても、最大で40時間の音楽が再生できます。
充電時間は2.5時間となっているので、充電が切れても少しの間我慢すれば、すぐに使えるようになるのが嬉しいですよね。
使い勝手
SoundLiberty53(TT-BH053)の本体をケースから取り出すと、自動的に電源が入り、ペアリングが開始されます。
最近の完全ワイヤレスイヤホンでは、ほとんどがこのような機能が付いているので、取り出したらパッと使えて助かります。
そして、重量が5.4gと凄く軽く、デザインもスマートなので、とても使いやすいと思います。
防水規格が2019年6月からIPX7になりました。
それ以前はIPX5なので、「あらゆる方向からの噴水流による有害な影響がない」というものでした。
IPX7になり、「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない」となりました。
IPX5でも十分だと思いますが、防水に関してはさらに安心ができるようになっています。
TaoTronics 完全ワイヤレスイヤホンSoundLiberty53をレビュー
開封
TaoTronicsの商品は初めてなのですが、外箱の肌触りはAnkerの商品ぽい感じです。
色はホワイトとオレンジを使っています。(Ankerはホワイトとブルー)
特に高級感はありませんが、それを求めていないので、関係ないですよね。
箱を横にスライドして開封します。
そうすると、「SOUNDLIBERTY53」と商品名が現れるのが良いですよね。
中には、Bluetoothイヤホン本体が収納された充電ケース、USB充電ケーブル、イヤーピース、説明書等が入っています。
イヤーピース
イヤーピースは、Bluetoothイヤホン本体に取り付けられている以外に、3種類の大きさのものが付属しています。
サイズはXS、S、M、Lの4種類となっているので、大きさを見比べると、本体には初めからMが取り付けられているようです。
イヤーピースの交換は、イヤーピースの取り付け部分が少し柔らかくて、取り付け時にサッと出来ませんでした。
押し込むと、グニャッとなってしまいやすく、初めは手こずるかも知れません。
しかし、そんなに何回も交換するものでもないので、特に深く考えなくても良さそうです。
説明書
説明書は、冊子の物と蛇腹の物の2種類あります。
冊子の方は日本語など6カ国語で書かれているので、困ることはありません。
蛇腹の方は、クイックスタートガイドになっていて、図柄で簡単に説明されています。
基本的には、クイックスタートガイドを見れば、何となく初期設定が分かるようになっていると思います。
充電ケース
TaoTronicsのSoundLiberty53の充電ケースは、とてもコンパクトになっているので持ち運びしやすそうです。
手のひらに置いてみると、軽く握れるくらいのサイズです。
充電ケースのフタ部分には、TAOTRONICSのロゴがシンプルに記載されています。
充電ケースの裏側には、充電ケーブルを接続する為の、マイクロUSB端子があります。
付属のUSB充電ケーブルは、約15cmくらいなので、とても短いです。
使い方によっては、長めのケーブルを購入する必要も出てくるかも知れません。
充電ケースのフタは、マグネット式のになっています。
そこそこ磁力が効いているので、逆さまにしてもフタが開いてしまう事はありません。
もちろん、Bluetoothイヤホン本体も、マグネット式で充電ケースに収納されています。
取り出す時や収納時には、パッとくっ付くのが、気持ち良く感じます。
初めて使用する時は、接続端子にシールが貼られているので、左右とも剥がしておきましょう。
ペアリング
iPhone とのペアリングはとても簡単でした。
充電ケースからイヤホン本体を取り出すと、電源が入ります。
左右両方取り出せば、右と左でペアリングします。
iPhone の設定からBluetoothを選択すると、1番下の「その他のデバイス」の所にTaoTronics SoundLiberty53と、本機種の名前が表示されます。
それをタップしてあげれば、自然とペアリングが完了します。
その時、イヤホンを耳にしていれば「Connected」と女性の声で聞こえるはずです。
左右のペアリングの時も、声が聞こえます。
ペアリングが完了すれば、あとは音楽を聴くだけです。
例えば、Spotifyのアプリなら、Bluetooth接続している機器の機種名が表示されます。
操作
TaoTronicsのSoundLiberty53の操作は、イヤホンの外側をタップしたり押したりします。
TaoTronicsのSoundLiberty53は、タッチボタンになっていて、タップしても押してもクリック感がありません。
間違って、触れてしまうと音量が上がったりします。
というのも、音量を上げるのは右のイヤホンを1回タップ、音量を下げるのは左のイヤホンを1回タップと、簡単に操作する事が出来るからです。
操作を覚えてしまえば、間違うことも減ると思います。
ちなみに、電話がかかってきたら、左右のイヤホンを1回タップすれば応答する事が出来、左右を2回タップすれば、電話を切断する事ができます。
Siriも左右を2秒長押しで呼び出す事ができます。
iPhone に向かって「ヘイ!Siri」と呼ばなくても、画面に「ご用件は何でしょう?」と表示されます。
基本的な操作は、簡単にする事が出来るので、すぐに使いこなせそうです。
音質をJBLのTUNE120 TWSと比較
音楽ストリーミングサービスのSpotifyのiアプリで、iPhoneで何曲か聴いてみました。
ビックリしたのが、その音質の良さです。
当初は、あまり期待していませんでしたが、低音がしっかりと響いているのでシャカシャカ感はありません。
低音がしっかり出ているからと言って、中高音域が曇ってしまうこともなく、しっかりとクリアに聞こえました。
最近の安いBluetoothイヤホンは、こんなにも音質が良いのかと、認識を改める必要があるのかもしれません。
もしかしたら、有名ブランドと同等の音質になっていたら、敢えて高い物を買わなくても良いですよね。
そこで、最近購入したJBLのTUNE120TWSと切り替えながら聴いてみました。
JBLのTUNE120TWは発売になったばかりで、Amazonでは1万円弱とTaoTronicsのSoundLiberty53の倍以上の値段になっています。
楽天市場やYahoo!ショッピングでは、それ以上の値段で販売されています。
JBLのスピーカー等は、臨場感ある低音が響くことで有名ですよね。
それを期待して、新しい完全ワイヤレスイヤホンを購入したのですが、TaoTronicsのSoundLiberty53と比較すると、低音がほんの僅かだけ足りないように感じました。
SoundLiberty53の方が、ズンズンとよりしっかり響く低音を感じられました。
曲によっても多少違いますが、低音はSoundLiberty53があるように聞こえました。
しかし、その差はほんの僅かです。
逆に中高音域は、JBLのTUNE120TWSの方が、若干クリアなのかなと思いました。
中高音域の伸びもJBLのTUNE120TWSの方が感じられるのですが、その差も僅かにしか感じませんでした。
気持ちSoundLiberty53の方が低音が効き、気持ち中高音域が曇るような気がします。
しかし、聞き比べてもその差は僅差です。
全体的にはJBLのTUNE120TWSの方がまとまっているような気もしますが、それとほとんど変わりないぐらいの音質をSoundLiberty53で楽しめます。
これは人によって好みが違ってきたり、イヤーピースのフィット感でも違ってくると思いますが、僕は低音重視なら僅差でSoundLiberty53、ボーカル重視ならJBLのTUNE120TWSを選ぶのが良いと思いました。
でも、素人の僕には交互に聞き比べても、本当に僅かな差しか感じませんでした。
TaoTronics SoundLiberty53 スペック
- Bluetooth バーション:Bluetooth V5.0
- 対応コーデック:AAC(IOSだけ対応) SBC
- 接続範囲:10m
- 再充電時間:2.5時間
- イヤホン再生時間:約6時間(※再生可能時間は、音量、再生する内容、使用環境によって異なります。)
- トータル再生時間:合計約40時間
- 防水等級:IPX7(2019年6月のバージョン)
- 重さ: 5.4g×2
まとめ
TaoTronicsの完全ワイヤレスイヤホンSoundLiberty53(旧TT-BH053)は、僕的には値段が安いのに思った以上に高音質だったので、とても満足できる物でした。
JBLのTUNE120TWと比較する事で、一流有名ブランドに引けを取らない音質だと確認できたと思います。
かと言って、他の使い勝手や耐久性などの要素もあるのでどちらが良くてどちらが悪いかとは言い切れません。
しかし、TaoTronicsのBluetoothイヤホンSoundLiberty53はコスパが良いとは言い切れます。
もし、ブランドにこだわりが無くて、音質が良いBluetoothイヤホンをお探しなら、TaoTronicsのBluetooth完全ワイヤレスイヤホンSoundLiberty53をおすすめしたいと思います。
耐久性は分かりませんが、今のところBluetoothが途切れることもなく、音も満足ができると思います。
音に詳しい方は、また違った意見があるとは思いますが、素人の僕はTaoTronicsのSoundLiberty53で十分だと感じました。
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