巻き上げソールが印象的なスリムながら全体的にコロンとした形状のスニーカー、(スピングルムーブ)。
遠くからでもスピングルムーブだとわかる斬新なデザインは、2004年のミラノコレクションやパリコレで起用されたという実績があるほど。
何回かこのブログでも紹介していますが、秀逸なデザイン性もさることながら、履き心地も良いんです。
長年の販売実績から、今では多様なモデルがラインナップされています。
その中でも、定番で人気の高いSPM-110というモデルがあります。
SPM-110は、カンガルーレザーを使用した革靴っぽいクラシカルさと、スニーカーのカジュアルさを併せ持つおしゃれさが特徴。
今回はこのスピングルムーブそのものについての紹介と、定番のSPM-110のMonochromeカラーをレビューしたいと思います。
スポンサーリンク
Contents
スピングルムーブのSPM-110 Monochromeをレビュー!
スピングルムーブとは?
出典:SPINGLE MOVE
スピングルムーブの生みの親、スピングルカンパニーの親会社「ニチマングループ」は「日満護謨工業株式会社」として広島県府中市で1933年に設立され、製靴用板ゴム及びゴムタイルの製造などを長きに渡り行ってきた歴史ある会社です。
1990年代、海外ブランドの国内流入により市場に大きな変化が起こりました。
そこでニチマングループは老舗ならではの高い技術と経験を活かし、自社の強みを見つめ直し自社製品のブランディングを確立させるべく「スピングルカンパニー」を作ることにしたんです。
スピングルカンパニーは、自社のスニーカーに「一度履いたら虜になる履き心地」と「遠くから見ても自社製品とわかる個性的なデザイン」に着目しこだわりを持っています。
スピングルカンパニー、ニチマングループは技術と歴史ある老舗の会社であったからこそ、腕のいい技術者と職人が自社工場に在籍していました。
この職人の知識と技術により誕生したのが、現在も人気を集めている「スピングルムーブ」なんです。
スピングルムーブSPM-110
スピングルムーブSPM-110 Monochromeとは
スピングルムーブのSPM-110は、人気の定番モデルです。
デザイン的にはシュッとしたスリムなシルエット。
レッドやオレンジ、ライトブルー等、多くのカラーが用意されています。
カーキやブラウンなど、落ち着いた色合いもあるので、ただ単にカジュアルに履くだけという使い方以外も楽しめます。
しかしスピングルムーブの特徴的なソールと組み合わせた時、年齢的にちょっと派手かな?自分の服装には靴が目立ちすぎてちょっと合わないかも?そんなことを考えてしまうひともいると思います。
そこでお勧めしたいのが、ソールも靴紐もオールブラックのSPINGLE MOVE(スピングルムーブ)SPM-110 Monochromeです。
日本人の足にフワッと馴染む軽くて優しいSPM-110シリーズの履き心地ちはそのままに、オールブラックのそつなさと目立たなさがどんな服装でも違和感なくマッチしてくれるはずです。
アウトソール
スピングルムーブのSPM-110は、スピングルムーブでも人気モデルのスニーカーです。
ブランドの特徴でもある、ソールが反りあがってアッパーを巻き込んでいる独特のデザインは、底が剝がれにくく型崩れもしにくくなっています。
アウトソールは天然ゴムからできていて、弾性や耐久性、グリップ力や屈曲性にも優れています。
これは、スピングルムーブのスニーカーの大きな特徴で、ひと目見てスピングルムーブだと判断できるポイントだと思います。
SPM-110のMonochromeは、モノクロームと言うだけあって、アウトソールはアッパーと同じブラックで統一されています。
シンプル過ぎるようにも見えますが、引き締まって見えるのも特徴で、カジュアル過ぎない大人の魅力もあります。
インソール
インソールは、復元力が高く柔らかいラテックススポンジを使用。
とはいえ、他社のランニングシューズやナイキのエアとか、かなりクッション性の高いスニーカーと比べると、弾力性はありません。
普通のコンバースオールスターよりはクッション性が高く、100年記念のオールスターよりはクッション性は低くなっています。
アッパー
SPM-110 Monochromeのアッパーは、カンガルレザーをしようしたブラックカラーになっています。
カンガルーレザーは軽くて丈夫、そして柔らかい素材で、それが存分に使われています。
見た目には、カンガルレザーなのか他の牛などのレザーなのか判断することは難しいと思いますが、この光沢が高級感を醸し出していると思います。
近くで見てみると、表面は程よい革感を感じる凹凸が細かにあります。
光沢はありますが、嫌味な感じではなく、落ち着いた雰囲気です。
シューレース
SPM-110 Monochromeのシューレースは、石目模様の平紐です。
スニーカーによく使われる平紐なので、特に違和感なく使用できそうです。
ただ、シューホールの最上段まで使うと、しょっと短いように思えます。
スピングルムーブのシューレースは、ナイキなどに比べると短いです。
結び目が長く垂れ下がることはありませんが、甲高の人が履くとシューレースの長さが足りなくなってしまうかも知れません。
ヒール
スピングルムーブSPM-110 Monochromeのヒールは、プルストラップなどは配置されていなく、とてもシンプルなデザインになっています。
ただアウトソールが巻き上がっているのがポイントで、落ち着いた中にカジュアルさもあるように見えます。
スピングルムーブSPM-110 Monochromeはどんなシーンにおすすめ?
スピングルムーブSPM-110 Monochromeはソール、靴紐、本体とオールブラックの落ち着いた雰囲気が魅力のスニーカーです。
カジュアルなタウンユースはもちろん、綺麗めな格好をしたときでも馴染みやすいと思います。
黒スニーカーは、1足持っているとどんなコーディネートにも馴染んで全体を引き締めてもくれるので便利なアイテムでもあるんです。
黒すぎてちょっと足元が重いかな?と思ったら、デニムをロールアップしてみたり、足首を見せてラフにバランスをとってみるのもおすすめです。
また、最近はビジネススタイルにスニーカーを合わせる人も増えています。
オフィスカジュアルスタイルやクールビズスタイルにも、オールブラックでレザー製のスピングルムーブSPM-110 Monochromeは、同じシリーズの別カラーより馴染みやすく取り入れやすいです。
さすがにスニーカーはちょっと・・・という人にはSPINGLE Bizというビジネススタイル向けのシリーズもあるので、是非チェックしてみて下さい。
レザー製スニーカーならではの高級感ある落ち着いた雰囲気は、50代以上の年配の方へのプレゼントにも最適だと思います。
最近流行りの気軽なデイキャンプやグランピング、バーベキューなどアウトドアにも、履き心地が良く歩きやすいスピングルムーブはおすすめの一足です。
カンガルーレザーとは?お手入れは必要?
出典:楽天
スピングルのラインナップの中でも人気ナンバーワンと言われているカンガルーレザーのスニーカーですが、スピングルムーブSPM-110 Monochromeでももちろん使用されています。
このカンガルーレザーは、そもそもどのような素材なのでしょうか?
そしてカンガルーレザーには特別なお手入れが必要なのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
カンガルーレザーは、軽く・丈夫で柔らかいの3拍子が揃った優秀な革素材です。
牛革の2倍の強度を持つだけでなく、そもそも革の密度が高いので布のように軽く薄く加工することができるようです。
そのため、野球やサッカーのスパイクなど激しい運動のフットウェアの使用に向いた素材なんです。
バッグ、靴、財布など、革製品は革の種類に合ったお手入れ方法を続けることで長く使い続けることができますが、それはスピングルムーブも同じです。
スピングルムーブでは、カンガルーレザー専用に配合された靴用クリームSPA-601 Naturalを取り扱っています。
革の表面をしなやかに保湿しつつ、ひび割れやかさつきを予防することができるほか、クリームに含まれるワックスの被膜で細かな傷がつきにくくなります。保管時に気になるカビを抑える効果もあるので、是非靴と一緒に購入してみてはいかがでしょうか。
履いてみた感想
ローカットタイプの定番のSPM-110は、履き心地にこだわりを持ったカンガルーレザーを使用したモデルです。
履き心地を重視しているため、足にピッタリとフィットするように設計されていると思います。
その為、履き口は少し狭く、立ったまま簡単に履けるものではないようです。
今回は奥さんに履いてもらいましたが、玄関に座ってシューレースを解いてから結び直す必要がありました。
足のサイズは普段23~23.5cmを履く奥さんですが、今回は23.5cmのSSサイズ。
本人曰く、幅広甲高のようですが、問題なく履けたようです。
僕的にはスピングルムーブのスニーカーは細めだと感じています。
ナイキのスニーカーを選ぶ時のサイズ感でちょうどいいと思います。
SPM-110を履いて歩き出しの感想は、「軽いくて歩きやすい!」でした。
カンガルレザーは軽くて薄く加工できるので、スニーカー自体も軽量になっています。
それを履いてすぐに実感することができたようです。
歩いた時に感じるクッション性は、ちょっと固め。
すぐに慣れるようですが、やはりコンバースのオールスターぐらいのクッション性と考えておいていいと思います。
ただ、スピングルムーブのSPM-110は、つま先部分の反り上がりがあります。
これにより、大分歩きやすいようです。
足の甲にフィットするのも、歩きやすさを感じるポイントの1つ。
柔らかく薄いカンガルレザーのシュータンが、甲をしっかりとホールドしてくれて、足と一体化しているみたいだと言っていました。
やはり人気の定番モデルSPM-110は、とても歩きやすくておすすめです。
まとめ
SPINGLE MOVE(スピングルムーブ)は、日本生まれのスニーカーです。
反り返ったソールがアッパーを巻き込むコロンとした特徴的な形ながら、全体的にはスリムでとってもスタイリッシュ。
特に人気のローカットタイプのSPM-110は、軽くて丈夫なカンガルーレザーを使用していて使いやすい。
そしてSPM-110シリーズのMonochromeは、靴紐もソールも本体もオールブラックという落ち着いた見た目になっています。
そのため、カジュアルスタイルのタウンユースからちょっとおしゃれな綺麗めスタイル、レザーを使用しているのでご年配の方やビジネスカジュアルにもあってしまうという万能さも魅力なんです。
履きやすく歩きやすく疲れにくいSPINGLE MOVE(スピングルムーブ)は、最近人気のデイキャンプや気軽なアウトドア、そしてキャンプにもおすすめです。
ただし、秋冬シーズンや天候に不安があって足元の状況が悪い時は無理をせず、アウトドア専用の靴を使用するようにした方が良いと思います。
もちろんビジネス用にはさすがに・・・という人には、SPINGLE Bizというビジネススタイル向けのシリーズもありますので是非チェックしてみて下さい。
|
最新記事 by あっちゃん (全て見る)
- 猫よけスプレーの選び方と注意点。効果的な猫よけスプレーで庭の清潔を保つ方法 - 2023年6月19日
- 猫に優しい猫よけ対策を考える!なぜ野良猫が庭に糞をしていくの?おすすめの猫よけグッズを紹介!! - 2023年6月14日
- Anker SoundCore3 vs JBL FLIP5を比較!性能や音質はどう違うのかを紹介!結局どっちがおすすめ? - 2023年6月13日