テレビ本体のスピーカーの音質って、あまり良いというイメージはありませんよね。
僕も、元々使っていたテレビが悪かったのか、音の悪さが気になり始めてしまったことがありました。
その時の解決策として、色々と悩んだ結果サウンドバーを購入しました。
一概にサウンドバーと言っても、安いものから高い物まで色々あります。
僕は、家電量販店で試聴できるサウンドバーを購入したのですが、そこでは買えない物もたくさんありますよね。
高いサウンドバーを購入すれば、音質はある程度保証されると思います。
しかし、そこまでお金をかけたくない方は、Amazonで購入できる安いサウンドバーの性能が気になってしまいませんか?
スピーカーに求める音は、映画を観る時に迫力を求めるのか、アナウンサーの声を聞き取りやすくしたいのかなど、人によって違うと思います。
安いサウンドバーが、どのくらい満足できるものか、聴いてみたいと思います。
今回は、TaoTronicsのサウンドバーTT-SK017をレビューします。
さらに、今使っているヤマハのYAS-108とも比較してみます。
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Contents
TaoTronicsのサウンドバー TT-SK017をレビュー
特徴
TaoTronicsのサウンドバーは、Amazonなら6千円ほどで購入できちゃうサウンドバーです。
発売から少し時間が経っていて、130件以上のレビューがあり評価は上々のようです。
出力は、18W×2の36W。
テレビとPCA端子変換3.5mm音声ケーブルと光ケーブルの有線接続か、Bluetoothで接続します。
僕が今使用しているヤマハのYAS-108では、HDMIでも接続できるので、その点が少し違うようです。
TaoTronicsのサウンドバーは、光沢のある素材をしています。
これが高級感を演出してくれて良いと思います。
しかも、ホコリが溜まっても、サッと掃除しやすいと思います。
YAS-108は、メッシュ素材で覆われているので、ホコリが溜まったら、掃除し難いのが難点です。
僕的には、見た目も高級感があり、掃除しやすいTaoTronicsのサウンドバーの方が好みです。
付属品
箱を開けると、サウンドバー本体と電源コード、RCAケーブル変換3.5mmケーブル、光ケーブル、リモコンと取扱説明書と、壁に取り付け用の型紙が入っています。
有線で接続する場合は、RCAケーブルか光ケーブルは、どちらか片方だけ使います。
説明書は2種類あり、1つは接続方法が書かれているもの、もう1つは本体のボタンやライトなどの説明書きをしているものです。
接続方法が書かれている方は、日本語では書かれていません。
図と簡単な英語で書かれた物で、簡易的な図解で説明されています。
もし、接続でつまずいてしまったら、より詳細な説明を求める事は出来ません。
僕の場合は、光ケーブルで接続してもすぐに音が出ませんでした。
色々なボタンを押してみたりしましたが、サウンドバー側では解決しませんでした。
結局は、テレビの音声設定を変える事で音が出ました。
(音声出力がオートで切り替わらなくて指定してあげる事により解決)
説明書は、もう少し細かく説明してくれていて欲しいと思いました。
もう片方の説明書には、日本語表記があります。
本体やリモコンのボタンの説明やLEDインジゲーターの説明になっています。
LEDインジゲーターは、本体中央に位置してます。
テレビとの接続方法によって、色が変わるようです。
例えば、光ケーブルで接続していれば黄色のランプが点灯、3.5mmAUXなら緑とかいうようになります。(自動で切り替わるのではなく自分で選択します)
HDMI(ARC)での接続は無いので、テレビの電源や音声調整などはリンクしません。
YAS-108では、その点でテレビのリモコンで操作することができるので、とても便利だと思います。
TaoTronicsのサウンドバーでは、テレビとは別にリモコンで電源のオンオフや音声調整をする必要があります。
手元にリモコンを2つ置くようになるので、ちょっと面倒くさく感じました。
サイズ
本体のサイズは、W63.5×D6.8×H8.2cmと、比較的コンパクトになっています。
YAS-108で、W89×D13.1×H5.3cmなので、幅にしたら20cmぐらい差があります。
並べて置いてみると、その差は歴然です。
※55インチの前のYAS-108
以前使用していた42インチのテレビでは、YAS-108は少し大きく感じました。
55インチのテレビに替えてからは、サイズ的にはピッタリなような気がします。
TaoTronicsのサウンドバーは、コンパクトなので、55インチのテレビに接続すると、とても小さく感じます。
Amazonの商品ページを見ると、32インチのテレビに合う感じで紹介されています。
しかし、55インチのテレビに接続しても、僕的には違和感は感じませんでした。
次に、42インチのテレビに接続してみました。
テレビのサイズが小さくなった事で、見た目は55インチのテレビよりもしっくりきます。
TaoTronicsのサウンドバーは、高さが少しあります。
これよりも小さいテレビだと、リモコンの受信部を本体がない塞いでしまう事もありそうなので、購入時はその点を確認した方が良いと思います。
接続
光ケーブルで接続したら、リモコンの「OPT」ボタンを押してモードを選択するします。
光ケーブルで接続した「OPT」モードは、サウンドバー本体のLEDインジゲーターが黄色に点灯します。
使用中は、常時このLEDインジゲーターは点灯したままです。
3.5mm AUXで接続したら、リモコンの「AUDIO」を押してモードを選択します。
LEDインジゲーターは、緑に点灯する事になります。
この時点で音が出なかったら、リモコンや本体横の音量や電源ボタンを押してみても良いかも知れません。
それでも解決しなければ、テレビの設定を確認する事をおすすめします。
説明書に詳細が書かれていませんが、自分で怪しい箇所を見つけるしか方法はなさそうです。
リモコンの電池は、付属していません。
電池切れなどの場合は、本体横に物理ボタンが付いているので、操作に困ることは無いと思います。
音質
サウンドバーは、音質が気になりますよね。
家にある42インチのテレビのスピーカーは、音質が良くありません。
誰もが不満に思う、スカスカでセリフなどが聞き取りにくい感じです。
ニュースやドラマのセリフが聞き取りやすくする為に、サウンドバーの購入を考える方もいると思うし、映画を見るときにより低音を効かせ迫力を求める為にスピーカーが欲しい方もいると思います。
TaoTronicsのサウンドバーの音質は、今あるテレビの音でセリフなど聞きにくいと思った方が、少しでも聞きやすくする事を目的とした方におすすめだと思います。
2014年製のパナソニックの42インチのテレビの音と、TaoTronicsのサウンドバーをテレビに接続した時の音を比較しました。
サウンドバーを接続する事で、少しニュースを読む声がクリアに聞こえるようになったと思います。
低音は、期待しない方が良さそうです。
全く低音が無いというわけではありませんが、劇的に変わるという事もありません。
中高音域が少しクリアに聞き取りやすくなったけど、低音は少しだけ加味されているのかなと思う感じです。
使用目的としては、使用しているテレビのスピーカーの音が籠って聞き取りにくいなどの不満がある方におすすめだと思います。
低音はうるさいから、あまりに効かせたくないと思う方もおすすめです。
次に、パナソニックの55インチのテレビに接続して、YAS-108と聴き比べてみました。
こちらでは、映画と高校野球の試合を観ました。
低音があまり効かないTaoTronicsのサウンドバーでは、迫力が少し劣ってしまいます。
YAS-108では、音量を上げたら振動が発生するほど低音が効くので、アクション映画などは迫力が出ます。
TaoTronicsのサウンドバーでは、セリフは聞きやすくなるものの、少し軽く聴こえます。
男性の声も低音がない分、軽くなる(渋みがない)感じがしました。
高校野球では、あまり差がないかと思っていましたが、マーチングバンドの応援など、臨場感を感じる為に低音が必要なんだなと思えるものでした。
音は直線的に聞こえてきます。
テレビの正面から、自分に向かって真っ直ぐ音がきます。
YAS-108は、バーチャル3Dサラウンド技術で、3Dサラウンドを擬似的に作ります。
まるで包み込まれていて音が降ってくるように聞こえるんですが、TaoTronicsのサウンドバーでは、そのような機能がないので仕方ありません。
値段が高いサウンドバーでは、ズンズンと低音が効きます。
低音とそのサラウンド機能の恩恵は、映画や音楽などに臨場感を持たせてくれると思います。
使用目的が、ホームシアターなど劇的に音質を向上させる事なら、TaoTronicsのサウンドバーは不向きだと思います。
普段、ニュースやドラマ、そしてバラエティーを見ていて、もう少しセリフなどを聞きやすくしたいなと思っている方におすすめできるサウンドバーだと思いました。
TaoTronics サウンドバー TT-SK017 スペック
- サイズ:63.5×6.8×8.2(H)cm
- 重さ:1.3kg
- 出力:18W×2
- 接続方法:Bluetooth接続(Bluetooth4.2)、AUX接続、光デジタル接続
セット内容: TaoTronics サウンドバー本体 、 RCA ケーブル変換3.5mm ケーブル×1 、 光ケーブル×1 、電源コード×1 、 リモコン×1 、取扱説明書(日本語含む)×1
まとめ
TaoTronicsのサウンドバーTT-SK017をレビューしてみました。
評価は高いのですが、重低音を求める方には向いてないと思います。
中高音域では、音がクリアに聞こえました。
アナウンサーの声などは、テレビのスピーカーよりも聞き取りやすくなります。
低音が効いてこない分、セリフが邪魔されなくてクリアに聞こえるんだと思います。
逆に、高いサウンドバーは、低音が効いているので、セリフを良く効く為には音量を上げる必要があります。
BGMや効果音が、目立ってしまうというのが理由だと思います。
TaoTronicsのサウンドバーは、今使用しているテレビが聞き取りにくくて、不満に思っている方におすすめです。
テレビの音を劇的に向上させたいと思う方は、別の重低音が出るサウンドバーをおすすめします。
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