以前に、リビングにあるテレビの音に不満があり、ヤマハのサウンドバーのYAS-107を購入しました。
このブログでも買った当初にレビューを書き、それからもずっと使っています。
購入を決める前に、ビックカメラに何度も通って他の機種とも聴き比べしました。
何度も聴いているうちに、音の広がりや臨場感、そして値段などを考慮した結果、YAS-107に決めました。
その為、購入してからはほとんど不満に感じる事はありませんでした。
それどころか、いつの間にかヤマハというブランドに絶大な信頼を寄せていたんです。
だから、YAS-107の後継機種が出ていると知った時は、下調べもせずに買ってしまいました。
何でももう1台買ったかって?
それは、別の部屋にあるテレビに設置したかったからです。
ほとんどゲーム用になっているテレビなんですが、そのテレビの音も良くしたいと考えていました。
ヤマハのサウンドバーがあれば、劇的に音にがグレードアップするという事は、前モデルを購入してから分かりました。
でも新しいモデルのYAS-108って、前モデルと何が違うの?
調べてみたら、値段もほとんど違いがありません。
だったら、性能の良さを知っているYAS-107でも良かったんじゃないの?なんて、ポチってから考え始めちゃったんです。
今更、YAS-107を買い直すわけにはいきませんが、今回は新モデルYAS-108と既に持っているYAS-107を比較しながらレビューしたいと思います。
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Contents
ヤマハのサウンドバーYAS-107とYAS-108を比較
ヤマハのサウンドバーYAS-107とYAS-108の違いって何なのって思ってしまいますよね。
だって、今だったら両方共同じような価格帯だし、YAS-107は評判が良かったから、選択肢として考えられますよね。
しかし、YAS-107は2017年7月に発売されて、今は生産完了モデルとなっているんです。
だから、購入するとしたら今市場に出回っている物が無くなるまでとなります。
YAS-107は評価が良かったので、レビューも口コミも多いんです。
そういう人気モデルって、安心できますよね。
そんなに違いがなければ、前モデルのYAS-107でも良いような気がしちゃいます。
新モデルのYAS-108は、2018年7月に発売されました。
それでも価格コムではサウンドバーで1位になっています。
こちらも評価がとても良いようです。
デザインの比較
(写真:左がYAS-107、右がYAS-108)
この2つのモデルの何が違うか・・・ぱっと見デザインが違いますよね。
YAS-107は両端が四角く角ばっているのに対し、YAS-108は半円形になっています。
大きく違うのはこの場所ですが、これだけで大分印象が違ってきます。
僕的には、前モデルYAS-107のデザインの方が好みです。
直線的なデザインの方が、クールでカッコいい印象を受けませんか?
YAS-108は、少し優しく柔らかい雰囲気に感じてしまいます。
デザインは好みがあるあるので、どちらが優れているか言えませんよね。
サイズの比較
(写真:上がYAS-107、下がYAS-108)
YAS-107のサイズは、W890×H53×D131mmです。
YAS-108は、W890×H53×D131mmです。
デザインは違いますが、サイズ的には全く同じになっているようです。
両端が四角く角ばっているか半円形になっているかで違いますが、両機種とも幅は同じなんです。
重さは、YAS-107が3.4kgでYAS-108が3.2kgなので、新しいモデルの方が少しだけ軽くなっています。
その他、スピーカーユニットでは、5.5cmコーン型が2つ、2.5cmのドーム型のツイーターが2つ、7.5cmのコーン型のサブウーファーが2つなど同じになっていたり、27Wの消費電力や入出力端子数など、ほとんど違いがないように見えます。
表面素材の比較
(写真:上がYAS-107、下がYAS-108)
YAS-107の表面は、メッシュ素材になっています。
これは色々なレビューで言われていたし、僕も感じたことですが、埃が溜まりやすいんです。
特別僕の家がホコリが多いと言うわけではないと思いますが、とにかく溜まりやすいと思います。
何故かって?それは気がつくといつの間にかホコリで表面が白っぽくなっているんです。
せっかくブラックカラーで引き締まってカッコいい見た目だったのが、ホコリのせいで台無しになってしまいます。
それは、メッシュ素材ではないスピーカーでも同じ事なんですが、その後の手入れが面倒なんです。
メッシュ素材だと、濡れた雑巾でサッと拭けばキレイになるという訳にはいきませんよね。
その為、僕はカーペットクリーナーでコロコロすることにしています。
粘着性のシートでホコリがパッと取る事が出来るんです。
写真だと少しわかりづらいかもしれませんが、カーペットクリーナーでコロコロするとすぐにホコリを取り除くことができます。
が、あまりにも掃除をしない時期が長いとメッシュの網目に白く残ることもあります。
あまりにもホコリが溜まりすぎている時には、掃除機で吸ってしまうのも効果的です。
ローラーが付いていると、逆にホコリやゴミがメッシュに絡んでしまいます。
ブラシがある掃除機なら、ホコリを掻き出して吸ってくれるのでキレイになります。
しかし、何回もやり続けていたら、メッシュ素材が毛羽立ってしまいそうなので、緊急時だけにしています。
この次のモデルでは、このメッシュ素材の改善を希望していましたが、YAS-108も同じメッシュ素材でした。
その為、今後カーペットクリーナーが必要になってくると思います。
キレイ好きな方は、常にコロコロする準備をしておきましょう(笑)
タッチパネルの違い
(写真:上がYAS-107、下がYAS-108)
YAS-107とYAS-108では、本体中央部にあるタッチパネルの大きさが違います。
ただ単に大きさが違うだけではなく、表示するランプなどが違っています。
例えば、YAS-107ではクリアボイスやバスエクステンションを有効にすれば、本体のタッチパネル部のクリアボイス、バスエクステンションのライトが点灯するようになっていました。
ライト自体は上を向いているので、1度立ち上がって目視で確認する事になりますが、それでもパッと見で分かるようになっていました。
しかし、YAS-108のタッチパネル部には、クリアボイスとバスエクステンションのライトがありません。
(写真:YAS-108)
リモコンやスマホアプリで有効にすれば、本体のタッチパネル部の「TV」「ANALOG」「BLUETOOTH」のランプが点灯3回点滅するようになっています。
無効にした時には、1回点滅します。
これだと、「あれ?有効になってたかな?」と思った時に、パッと確認する事が出来ません。
リモコンだとクリアボイスやバスエクステンションのボタンを押して、本体側のランプの点滅を確認する必要があります。
その為、元々有効になっていれば、一回無効にしてから有効にするという作業が増えてしまいます。
スマホアプリからは、チェックマークが入っているかどうかで確認する事が出来ます。
でも、ワザワザスマホアプリを開くのは面倒ですよね。
この点は、YAS-107の方が良かったなと思いました。
チャイルドロックの追加
YAS-107には、チャイルドロック機能がありませんでした。
その為、小さな子供がタッチパネルに触ってしまうと、いつの間にか機器が切り替わって音が聞こえなくなっていたなんて事もあります。
YAS-108は、タッチパネルの操作を無効にする事が出来ます。
無効にする事でチャイルドロック機能として使う事ができるので、小さな子供がいる家庭でも安心して使う事ができます。
無効の状態では、リモコンかスマホアプリからだけの操作となります。
Bluetoothのマルチペアリング機能の追加
(写真:iPhoneのBluetooth接続画面)
YAS-107は、Bluetooth4.1に対応しています。
タブレットやスマートフォンの音楽をサウンドバーで聴くことができます。
YAS-108は、Bluetooth5.0に対応しています。
そして、同時に2台の機器と接続する事が出来るマルチポイント接続に対応しているんです。
この機能があると、音楽再生の切り替えが簡単に行えたり便利に使う事ができます。
iPhoneなら、楽々ペアリングする事が出来ました。
iPhoneのスピーカーだったり、安くてコンパクトなBluetoothスピーカーだと、どうしても音の広がりを感じる事が出来ません。
しかしヤマハのサウンドバーなら、音の広がりを感じる事ができます。
3Dサラウンド時の音場プログラムの切り替え
YAS-108では、3Dサラウンド時に音場プログラムを切り替えが出来るようになっています。
前モデルYAS-107では、リモコンにサラウンドボタンがあり、それを押すとサラウンドと3Dサラウンドを切り替えることがでかました。
スマホのアプリ内で、サラウンドモードのTV番組・映画・音楽・スポーツ・ゲームを選択する事ができました。
YAS-108では、3Dサラウンド再生時に映画・テレビ番組・音楽・スポーツ・ゲームのサラウンドプログラムから選択する事ができます。
ん〜ちょっと分かりづらいですが、YAS-107では、3Dサラウンドの切り替えしかなく、YAS-108では3Dサラウンド時にもサラウンドプログラムを選択出来るようになっています。
スマホアプリでは、サラウンドモードに3Dサラウンド有効時には、「3Dサラウンド」と表示されています。
3Dサラウンドを有効にしても、テレビ番組を選ぶと少し平面的に聴こえます。
映画はかなり音の広がりを感じる事ができます。
音楽にしてiPhoneの音楽を聴いてみましたが、音の広がりはあるのですが、少し中高域がこもるように聴こえました。
リモコンの違い
YAS-107とYAS-108では、リモコンのボタンの数が違っています。
ボタンの数で言えば、YAS-108の方が2つ多くなっています。
増えているのは「3Dサラウンド」と「表示」ボタンの2つです。
YAS-107では3Dサラウンドを有効にする時には、「サラウンド」ボタンを押します。
ボタンを押すたびに、3Dサラウンドとサラウンドが切り替わるようになっています。
YAS-108では、そのまま「3Dサラウンド」ボタンがあります。
どちらが簡単か分かりませんが、YAS-108のリモコンの方が分かりやすい感じですね。
YAS-108のリモコンにある「表示」ボタンは、再生中の音声信号の種類やドルビープロロジックの有効・無効を本体のタッチパネル部のランプで点灯・点滅で表示する時に使います。
僕的にはあまり使う事がないボタンです(笑)
なので、リモコン的にはYAS-107の物でも特に困る事なく使えます。
YAS-108になって、特に便利になったとは感じませんでした。
音の違い
(写真:YAS-107)
YAS-107からYAS-108になって、中高域の伸びを改善したようです。
チューニングの調整によってスイートスポットが拡大し、3Dサラウンド再生時も高さ方向に広がるサラウンドもより良くなっているようです。
そんな説明を読んだので、YAS-107とYAS-108で聴き比べしてみました。
3Dサラウンドを有効にして、トランスフォーマーロストエイジを観てみましたが、メチャクチャ変わったとは感じられませんでした。
僕が素人なのか分かりませんが、さほど違いを感じませんでした。
(写真:YAS-108)
家族にも聴き比べてもらいましたが、言われてみればYAS-108の方が音の広がりがあるかなと思う程度でした。
多分、元々使っていたYAS-107の音も、僕的には十分満足できる音質だったので、YAS-108でも良いものはいいという感じなんだと思います。
さほど音にこだわりがなければ、YAS-107でもYAS-108でも満足できると思います。
もちろん、音の広がりや豊かさは、両方ともかなり感じる事ができます。
3Dサラウンドを有効にした時の、高さ方向から聞こえる立体的な音は、1度聴いてしまうと平面的なサラウンドで聴くのが我慢できなくなってしまいます。
そんな機能がYAS-107にもYAS-108にもあるので、ヤマハのサウンドバーはおすすめです。
もちろん両機種も3Dサラウンドを有効にした時のサラウンドは、他社の同価格帯のサウンドバーよりも良いと思います。
YAS-107 YAS-108簡易比較表
商品名 | YAS-107 | YAS-108 |
サイズ | 890x53x131 mm | 890x53x131 mm |
重量 | 3.4 kg | 3.2 kg |
消費電力 | 27W | 27W |
アンプ:実用最大出力 | 120W(フロントL/R:30W×2+サブウーファー:60W) | サウンドバー:30W×2、サブウーファー:60W |
Blutooth | Ver 4.1 | Ver 5.0 |
チァイルドロック | × | 〇 |
Blutoothマルチペアリング | × | 〇 |
3Dサラウンド時の音場プログラムの切り替え | × | 〇 |
まとめ
ヤマハのサウンドバーのYAS-107とYAS-108を比較してみました。
デザインも機能も少しだけ変わっているようで違いはあまり多く感じられることはなく、基本的には高性能である事には変わりないと思います。
機能的には、凄く変わったという物はなく、公式ページでも違いはチャイルドロック機能とBluetoothのマルチペアリング、3Dサラウンド時の音場プログラムの切り替えの3つだけとなっています。
音に関しても、中高域の伸びの改善とチューニング調整になっています。
素人の僕では、両機種ともさほど違いは感じる事ができませんでした。
プロの方から、全然違うよと指摘されてしまうかも知れませんが、普段テレビやネット動画の映画を見る程度では、どちらでも満足できる音質になっていると思います。
YAS-108はまだ使い始めたばかりですが、YAS-107はしばらく使っていて良いものでした。
両者の違いは、モデルチェンジのような大きく変わったものでは無く、バージョンアップのように少しの違いに留まっていると感じました。
それでもやっぱりヤマハのサウンドバーは、みなさんにおすすめできる良いスピーカーだと思います。
ヤマハのサウンドバーYAS-108を詳しく知りたい方はこちら。
YAS108のレビュー記事を書いています。
YAS-107のレビュー記事も書いています。
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