ドローンが欲しいと思ってから数年が経ちました。
本格的なドローンは必要ありませんが、ちょっと遊びで飛ばす程度の物が欲しかったんです。
しかしAmazonで買った安いドローンは、上手く操縦できないと、友達が言っていたのを聞き、それならまだ必要ないなと思っていました。
少し前に気になっていたのが、DJIというブランドのスパークというドローンです。
そのドローンは、アメトークで紹介していたのですが、ゼスチャーで操作できるしその場で留まるホバリングも簡単にできていました。
それを見てからDJIのスパークに心奪われたのですが、調べてみると値段が高かったんです。
手軽に購入できる金額じゃなかったので諦めました。
そしてしばらく時間経ち、最近また僕の中でドローンが再燃しはじめたんです。
どうにか安いドローンで、DJIのスパークのような機能があるものはないかとAmazonで調べました。
トイドローンというおもちゃのドローンなら、タイムセールで安くなったりするので興味を惹かれるんですが、なかなか求めている機能がある物がありません。
そしてトイドローン自体、種類が多いのでどれが良いのか全くわかりませんでした。
その後YouTubeでドローンの動画を見ていたら、DJIのスパークにソックリなトイドローンを紹介している動画を見つけました。
DJIのスパークにデザインも似ているし、ホバリングもできる。
ゼスチャー操作はできませんが、なかなか高機能なんです。
どうやらそのトイドローンは、「Tello」と言ってDJIが技術提供している物のようでかなり有名らしいんです。
確かにYouTubeでも取り扱っている動画はたくさんあるし、検索したらブログもかなりヒットしました。
全く知らなかったのですが、色々と調べているうちに欲しくなってしまい、唐突に買ってしまいました。
皆さん紹介しているので今更ですが、Ryzeのトイドローン 「Tello」を僕も紹介します。
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Contents
ドローンの飛ばす場所
「Tello」を紹介する前に、ドローンを飛ばす場所について考えてみました。
僕はドローンを買ってから調べたのですが、東京の公園では200g以下のドローンであっても飛ばしちゃダメなようです。
200g以下のドローンには、航空法が適用されませんが、東京都立公園条例などの規制がある為、公園や広場での飛行はできないんです。
住宅密集地でもダメだし、唯一良さそうな河川敷は遠いし・・・そうなると部屋の中で飛ばすしかありません。
あるいは休日に山間部に出かけて飛ばすぐらいしかなさそうです。
逆に200g以上の重量があるなら、航空法を守って申請さえすれば飛ばすことができるようです。(免許(資格)の有無は関係ない)
まあ、オモチャのドローンなので、しばらくは部屋の中で飛ばして遊んでみます(笑)
Ryze トイドローン Tello
早速届いた「Tello」を開封します。
内容物はTello本体と予備のプロペラ、バッテリー1つに説明書が入っていました。
予備バッテリーの購入を迷う
Telloは、専用バッテリー1つが初めから付属していますが、このバッテリーで約13分使えるようです。
何処かドローンを飛ばせる場所に出かけた時は、バッテリー1つだとすぐに終わってしまいます。
しかし現状、飛ばす場所が近くに無い僕は、部屋の中でしか「Tello」を使う事がありません。
追加で予備のバッテリーがあれば、長い時間楽しむこともできますが、1つ2500円もするバッテリーを購入する事に躊躇してしまいました。
まずは、部屋の中でも飛ばしてみて、さらにやりたいという気持ちになってから購入しても遅くはないと思い、今回は予備のバッテリーを購入しませんでした。
しかし、ドローンを飛ばす場所があったり、やる気満々の方は初めから予備バッテリーを準備しておいた方が良さそうです。
ちなみにバッテリーの充電時間は約1時間半のようです。
1時間半の充電で約13分の飛行が可能となっています。
Telloのカメラ性能
出典:DJI
Telloはトイドローン ですが、500万画素で撮影可能なカメラを搭載しています。
しかもEIS(電子式映像ブレ補正)を搭載しているので、期待できそうです。
Telloは写真も動画も撮影でき、もし屋外で使うことができれば、インスタ映えする物が撮影できそうです。
YouTubeで「Tello」を紹介している方の動画を見ると、写真はかなり綺麗に撮影できていました。
動画は720pで、たまにノイズが入っていたりするので、皆さんのレビューでは微妙と判断されている方が多いようです。
Telloの性能
出典:DJI
Telloは、ビジョンセンサーと気圧センサーを搭載しています。
地面の位置をリアルタイムで補足できるこのようなセンサーがあるので、安定した飛行ができます。
空中で止まるようなホバリングも自動でする事ができるので、初心者が操作するのも簡単なんです。
Telloの飛行
出典:DJI
Telloのアプリをスマホにインストールすれば、簡単に操作する事ができます。
アプリには、様々な飛行モードをタップで選択する事ができます。
例えば「Throw & Go」をタップで選べば、Telloを軽くトス(軽く投げる)すると、空中でホバリングを始めます。
「8DFlips」は、スマホ画面をスワイプすれば、Telloが同じ方向に宙返りをするというアクロバティック飛行ができます。
「Up & Away」では、後方に上昇しながらムービーを撮影してくれます。
このように、自分で操作したら大変そうな動きを、タップ1つでしてくれるんです。
ドローンの操作に不安な方でも、遊び感覚で簡単に操作する事ができます。
バッテリー通知
ドローンを操作しているといつの間にかバッテリー残量が少なくなっている事があります。
バッテリーが切れてそのまま墜落してしまっては困りますよね。
Telloは、バッテリー残量が少なくなってきたらアラームで警告してくれます。
バッテリー残量が少なくなったら、近くに呼び戻し停止させれば事故を未然に防ぐ事ができます。
Ryze トイドローン Telloをレビュー
Telloの準備
まずは、専用バッテリーをTello本体にセットします。
Tello本体の後ろからバッテリーを差し込みます。
Tello本体の側面にマイクロUSBポートがあるので、そこにケーブルを挿して充電します。
しかしマイクロUSBケーブルは、付属されていません。
別途用意する必要があります。
幸いな事に、我が家には使用していないマイクロUSBケーブルが何本かありました。
それを使って「Tello」に充電します。
満充電までは約1時間半かかります。
満充電の状態から約13分飛行する事ができるようです。
この13分って短いような気もしますが、トイドローンの中ではかなり長く使えるようなんです。
とはいえ1時間半の充電時間は長いので、その間に他の準備を進めます。
アプリのダウンロード
「Tello」はスマホやタブレットにアプリをダウンロードして使います。
App StoreまたはGoogle Playから「Tello」のアプリをダウンロードします。
アプリをダウンロードしたら早速起動させます。
初めに保証修理するにはアクティベートしろと言うアナウンスがでますが、よくわからないのでそのまま「Activate」をタップしちゃいました。
Telloとスマホの接続方法が出るので、画面従いドローンの電源を入れます。
僕は、この時点で充電が完了していなかったので、ひとまず説明書を読んで時間を潰しました(笑)
Telloの充電が終わったら本体横の電源を入れ、画面の「Telloに接続」をタップします。
スマホの設定でWi-Fiを「Tello-XXXX」に接続します。
再びアプリに戻れば、スマホと連動できていると思います。
Telloを操作してみる
離陸
スマホとTelloを連動させたら実際に操作してみます。
まずは離陸させてみます。
画面左上の上向の矢印のマークをタップします。
次に「離陸しますか」と画面中央に表示されるので、指示に従いスライドします。
その直後、プロペラが回転を始め離陸します。
地面から約1mあたりでボバリングをしてその場に留まってくれます。
操作方法
次に操作方法です。
画面左右に十字キーが表示されているのでそれを使って操作します。
初期設定では、「モード2」になっているので、そのまま使用します。
画面左の十字キーは、上昇・下降・右旋回・左旋回と本体の向きと上下の位置の移動に使います。
画面右の十字キーは、前進・後進・右平行移動・左平行移動と場所の移動に使います。
初めは少し戸惑いますが、基本ボバリングで空中に留まっているので、慌てる事なく操作を覚える事ができます。
フライトモード
Telloに「8D Flips」「Up & Away」などのフライトモードで操作したい時には、画面左の上のTelloのマークをタップすると、色々な操作を選ぶ事ができます。
着陸
着陸する時は画面左上にある下向きの矢印のマークをタップします。
そのまま地面に着陸するか、手のひらに着陸するか選べるので好きな方を選びます。
手のひら着陸を選んだあとは、ヒントの画面が出ます。
ここで「はい」を選ぶ前に、「Tello」の下に手を入れてしまうと、「Tello」は手のひらを地面と感知して上昇してしまいます。
必ず「はい」をタップしてから、「Tello」の下に手を差し出してください。
指を曲げているとプロペラに巻き込んでしまう恐れがあるので、手のひらに着理時は指を伸ばし平らにする必要があります。
もし、子供がやりたと言った時には注意が必要です。
写真や動画を撮る
写真や動画を撮るときは、画面右上を操作します。
カメラのマークとビデオのマークで、写真と動画を切り替えます。
丸のマークで撮影する事ができます。
撮影した写真や動画は、アプリ内に保存されます。
再生のマークをタップすると、撮影された写真と動画を確認できます。
気に入った写真や動画は、使用している端末に保存できます。
風に流される
部屋のでは風がないのでホバリングは安定しています。
部屋の中から外を撮影した時に風が部屋に吹き込んできました。
天気アプリを見るとこの日は風速6mでしたが、部屋の中なので4mぐらいだとしてもTelloは少し流されてしまいました。
屋外で使用する場合は、あまり風が強いと流されてしまいそうなので注意が必要かもしれません。
撮影した写真
Telloで撮影した写真は、思いのほか綺麗に撮れていました。
部屋の中から、窓を開けて撮影したのですが、暗くなることもなく良い感じに撮れたと思います。
もう少し使用できる場所が多ければ、写真もたくさん撮れると思うと残念です。
ROUNDS Ryze トイドローン Tello ケース
しばらく屋外に持ち出すことはないとは思いますが、安心して保管できるように専用ケースも同時に購入しました。
ケースはTello本体の大きさより1周り大きいですが、Telloがギリギリ収まるようになっている物です。
EVA素材を使用しているので、衝撃があってもTelloを守ってくれます。
表面に書かれているロゴは少しカッコ悪いですが、安く購入できたのであまり文句は言えません。
ファスナーをあけて中を見ると、Telloが収まるようにくぼみが出来ています。
中の素材はクッション材となっていましたが、なかなか固い素材です。
Tello本体のくぼみとは別にある四角いくぼみは、バッテリーが入れられるようになっています。
このケースはバッテリーが7本収納できるタイプですが、他社のケースにはバッテリーが収まる数が違う物もあるので、自分の使用するバッテリーの数を考えて選ぶのが良いと思います。
フタ部分の内側にはメッシュのポケットが付いています。
この部分には、予備のプロペラなどを入れておくことが出来ます。
実際にTelloを収納してフタを閉めようとすると、本当にファスナーが閉まるのか不安になる程ギリギリでした。
軽く本体を押さえれば、ファスナーを閉めることが出来ました。
専用ケースは防水加工もされているので、屋外での使用や持ち運びに便利そうです。
ROUNDS Ryze トイドローン Tello ケース スペック
- サイズ:縦8.5cm×横8.5cm×高さ5cm
- 重量:190g
- バッテリー収納数:7本(Tello本体内臓×1、上下凹み2×2、左右凹み2×1)
まとめ
初めてのドローンにRyzeのトイドローン 「Tello」を買ってみました。
トイドローンは、操作が難しいと言う話をよく聞きますが、この「Tello」なら簡単に操作する事ができます。
部屋の中では、ほとんど落下する事がなく、とても楽しく操縦する事ができます。
(もし落下してしまってもプロペラガードとプロペラの予備が付属しているので安心です)
買う前に調べれば良かったのですが、東京ではドローンを飛ばす場所が少ないです。
住宅密集地では自宅の庭でも飛ばしてはいけないとなると、購入意欲が削がれてしまいますよね。
でも「Tello」なら、部屋の中でも安定して動かす事ができるので、十分楽しむ事ができます。
たまに操縦をミスって壁にぶつかると落下してしまいますが、いい練習になりそうです。
また何処かでドローンを飛ばす事が出来る場所に行った時も、部屋での操作がきっと役立つと思います。
ドローンが気になる方や他のトイドローン の操作で挫けちゃった方は、ぜひ「Tello」を飛ばしてみてください。
きっと楽しく操作する事ができますよ。
Ryze トイドローン Tello Powered by DJI スペック
- サイズ:9.2×9.8×4.1 cm
- 重量:81.6g
- 最大飛行時間:13分
- 映像伝送距離:100m
- 写真:5MP(2592×1936)
- 動画:HD720p30FPS
- フォーマット:JPG(写真)・MP4(動画)
- 内容物:Tello本体・予備のプロペラ・バッテリー1つ・説明書
ドローンの操作が上手になったら欲しいのはこれ!
一年前にドローンについて悩みました。
屋外で初めて動画撮影してきました。
気になる画質はどんな感じ?
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