トイドローンのTelloを買ったのは良いけど、東京では飛ばす場所がなかなか見つかりません。
自宅の庭でも周囲に建物などが30m以内にあると飛ばしてはいけないと言う事なので、部屋の中でしか練習する場所がないんです。
室内は狭いので、障害物を避けながら何時間も飛ばしていれば、操縦技術が向上するのかなと期待はしていますが、実際のところはどうなんでしょう?
Telloを屋外で飛ばすことが出来なくて、悶々としていましたが、やっと部屋の外で飛ばすチャンスがやってきました。
長男と2人でキャンプに行くことになり、キャンプ場に連絡したところ、人がいない時なら大丈夫だと許可をもらいました。
その為、早めに入れるアーリーチェックインを利用してキャンプ場に行きました。
初めて行くキャンプ場だったので、ブログの撮影も兼ね(もう1つのキャンプブログ用に)写真や動画をドローンを使って撮りたかったんです。
初めての屋外でドローンを飛ばし、尚且つ他の人が来る前に写真や動画を撮影するということで、なぜか前日から緊張してしまい寝付けませんでした(笑)
寝不足のまま、コンビニでレッドブルを購入し、キャンプ場に一番乗りすべく車を走らせました。
しかし渋滞にハマってしまい、結局予定より15分遅れで到着したのですが、何とか1番初めにキャンプ場に着く事が出来ました。
そんな風にドタバタしながら、トイドローンのTelloを屋外で飛ばしてきました。
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Contents
林の中でドローンを飛ばす
今回のキャンプ場は、林に囲まれた山の中にありました。
幸いなことに、ほぼ無風状態だったので、風に流されたらどうしようとか、操縦できなかったらどうしようとか考えなくて大丈夫でした。
しかし、大きな木々に囲まれたキャンプ場では、あまり高く飛ばしてしまうと、木の枝に当たりそうになってしまいます。
Telloの最大飛行高度は10mですが、流石にそこまで高く飛ばす勇気はありませんでした。
もっと開けた場所なら、障害物もないので安心して高度を上げる事ができるとおもいますが、このキャンプ場ではやめておきました。
なので今回は、精々4〜5mの高度だったと思います。
それでも木々の間を通って移動する時には、低い場所に枝があったりするので、その都度高度を下げてくぐり抜け進むという事を繰り返しました。
まるで障害物競走のようです。
無風だったので、Telloが流されるような事は無く操作は思いのままする事ができました。
やはりポジショニングセンサーがあるのは良いですよね。
静止画
Telloはトイドローン ですが、500万画素で写真撮影可能です。
部屋の中から外を撮影した時も、かなりキレイな写真を撮る事ができました。
今回も林の中で写真を撮ってみました。
この画質なら、SNSへの投稿にも十分使える物だと思います。
撮影は失敗する事なく、ノイズが入るような事もありませんでした。
動画撮影時のアプリのエラー
Telloの動画の画質は、使えないと色々と言われています。
ノイズが入ったり、ブレてしまう事もあるようです。
しかし、もしかしたらと僅かな期待を込めて撮影してみました。
まず上空4〜5mの位置で、フライトモードにある「360」で撮影してみました。
フライトモードの「360」は、その場で360°回転しながらショートムービーを撮影するというものです。
スマホの画面「360」をタップした後、Telloはゆっくりと回転を始めます。
しかしここで問題発生です。
ちょうど一周し終わって、次の操作に入ろうとしたところ、スマホのアプリがフリーズしちゃったんです。
何をタップしても反応しないんです。
アプリのコントロール(十字キー)を触っても、画面上の動きもないし、もちろんTelloも動きません。
その場でホバリングしていてくれているから良いのですが、風が吹いたらと思うとゾッとします。
スマホのアプリを再起動すると、コントロールが効くようになりましたが、これは問題ですよね。
フライトモード「360」を行った後にフリーズが出る事が多いような気がします。
通常の動画撮影とフライトモードの動画撮影でそれぞれ別けてすることで、動画保存が出来なかったというのは多少回避することが出来ると思います。
動画撮影を停止せずにフライトモード「360」を始めてしまうと、フリーズして動画が保存されないこともあります。(保存される場合もあります)
重要な動画の撮影で使用した場合は、その都度保存されているか確認する事をオススメします。
動画の画質
フライトモードの「360」を使って撮影した動画は、720pと言う事もあって、粗くぼんやりとボヤけた物でした。
スマホの画面でもそう感じるので、パソコンなどの大きなモニターで見たらキツイと思います。
そしてWi-Fiが安定しないのか、少しコマ飛びするようにカクカクする所もありました。
そしてTelloはEIS(電子式映像ブレ補正)を搭載していいるはずですが、「360」でのショートムービー撮影時は細かく上下にブレまくります。
動画編集ソフトを使えば、ブレも抑えることが出来ますが、そのまま物では酔ってしまいそうになります(笑)
さらにブロック状のノイズも入る所もあり、とてもYouTubeなどにアップして使えるようなものではありませんでした。
細かくノイズ部分をカットしてつなぎ合わせた編集をしたとしても、ノイズが多すぎて動画んぼ長さ半分程度になってしまいそうです。
その後移動しながら動画を取ってみました。
TelloはEIS(電子式映像ブレ補正)を搭載しているのですが、フライトモードの「360」ではブレまくりでした。
しかし直線移動での動画撮影時には、EIS(電子式映像ブレ補正)のおかげかわかりませんが、ブレはあまり気になりませんでした(上の写真のように急にガクッとブレることもあります)。
しかしフライトモードの「360」で撮影した時と同じく、コマ飛びのようにカクカクしたり、ブロックノイズは所々に入ります。
そして、移動後に動画撮影を停止せずにそのままフライトモードの「360」をタップしてしまったのですが、やはりTelloが360°回ったところでアプリがフリーズしてしまいました。
アプリを再起動する事で操作できるようになりました。
しかし、ここまでの動画はちゃんとファイルとして保存されていましたが、ここから先の動画は保存されていませんでした。
アプリを再起動した後、動画撮影を再び始めたのですが、撮影が終わった後確認したら、先ほどのフリーズの前までしか保存されていませんでした。
度々起こるフリーズが、とても焦る事になるし、保存もされていなかったのが、今回問題点としてあげられると思います。
写真の画質は期待よりかなり良いので満足ですが、一方で動画は低画質でブロックノイズやコマ飛び、アプリの不具合などを引き起こしていそうなので、実用性は微妙だと思いました。
まとめ
Telloの屋外での使用は、問題なくできました。
今回はほとんど風が吹いてない場所で飛ばしたのですが、部屋の中で飛ばす感覚とほとんど同じようにする事ができました。
意外に狭い部屋の中で飛ばしていた事が、練習になっていたようで、難なく思い通りに操作できます。
これが河川敷など風が吹いている場所での操作となると、また違ったものがあるかもしれません。
トイドローンであるTelloで撮影した写真は、思いの外とてもキレイでSNS等にアップしても問題ないと思います。
しかし動画に関しては、画質もあまり良くないし、コマ落ちやノイズが入ってしまうのも気になりました。
そして動画保存されていないという問題もあります。
僕の場合は、フライトモード「360」で撮影した後によくフリーズします。
その時に、動画保存されていない事もたまにあるんです。
その場でチェックすれば良かったのですが、今回は後で気が付きガッカリしました。
ちゃんとした動画を撮りたいなら、上位機種のドローンの購入をオススメします。
Telloの初期設定とレビューはこちらの記事で書いています。
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