我が家にあるコードレス掃除機は、もう何年も前に買ったブランドも分からない物です。
買った当初から吸引力が弱く、その上すぐに充電が切れちゃうんです。
せっかく買ったからにはと思い使い続けていだのですが、流石に自分を騙し続けるのに疲れてしまいました。
だって何にも吸わないんですよ。
自分の口で吸った方が、よっぽど吸引力があるんじゃないかなと思う程なんです。
丸めたティッシュすら持ち上げられないような、貧弱な吸引力にはガッカリと言うより絶望感の方が優っていました。
そんな時に、安くて軽く、そして吸引力がある掃除機は無いかなと思い探してみました。
しかも奥さんの希望で、紙パック式のコードレス掃除機。
見つけたのが、なかなか評価が良さそうな、アイリスオーヤマのコードレス掃除機です。
早速購入してみたので、レビューしてみますね。
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Contents
アイリスオーヤマコードレス スティック クリーナー IC-SLDC4をレビュー
このIC-SLDC4は、超軽量をウリにしているコードレス掃除機です。
届いた掃除機をダンボール箱から取り出すと、3つの部品に別れていました。
本体部分とヘッドの部品、そして延長パイプです。
その他に付属品として、壁置き用のパーツと、充電コード、使い捨てのダストパック、あと説明書が付いていました。
フロアヘッド
フロアヘッドは、縦回転のサイクロン気流でゴミを吸い上げるようです。
それにより、硬い床からチリやホコリを除去する能力が優れているんです。
裏側を見てみると・・・僕にはどのような仕組みになっているのかわかりませんでした(笑)
見た目はとてもシンプルな作りです。
特許を出願しているようなので、きっとヘッドの中に何か秘密があるんだと思います。
延長パイプ
延長パイプの長さは約50cmありました。
このIC-SLDC4は、延長パイプを使わずに、ハンディタイプとして使う事も出来ます。
ハンディタイプとして使った場合、本体を入れて約50cmの長さになります。
延長パイプを接続すると、約100cmの長さのクリーナーとして使うことができます。
値段のせいか、ジョイント部分は安さを感じてしまいます。
上の写真は、ヘッド部分との接続部分です。
指で押すとパイプ内の爪が浮き、ジョイントが外れるようになっています。
本体
表示・操作部
本体のハンドル部分に表示・操作部があります。
そこには、スイッチとバッテリーランプ、ほこり感知センサーランプが付いています。
スイッチには自動運転モードのボタンと、標準/ターボモード運転のボタン、あと運転「切」ボタンの3つがあります。
自動運転モードでは、ほこり感知センサーが働き、自動で強弱を調整して運転してくれます。
その時ほこり感知センサーランプは、ごみが多いと赤色に、ゴミが少ないと緑色に点灯します。
ダストパック
本体の表示・操作部の下側には、ダストパックが収納されています。
ダストパックカバーを開くと、初めからダストパックがセットされています。
1つのダストパックは決して大きいものではありませんが、付属品として25枚付いているので、しばらくは大丈夫そうです。
ダストパックの交換方法は簡単で、ダストパックの口を4つのクリップで挟みこむだけなんです。
まずはダストパックの口を広げて、パックホルダーの先端に差し込みます。
そのままクリップに挟み込むようにして奥まで差し込んでいくだけなんです。
力も全く必要ありません。
そんなに手間がかからないのが良いかもしれません。
しかしながら、試しに細かく挽いたコーヒー粉を吸ってみたら、ちょっとだけ外に漏れていました。
差し込むだけでセットできるのが原因かわかりませんが、少し不安が残ります。
立てかけ収納
鉄板入りの壁置きパーツを壁に固定すると、本体の裏側にマグネットがくっつくようになっています。
壁置きパーツは、粘着シートで壁に貼り付ける事ができるので、穴を開けなくても立て置きする事ができます。
場所を変えたい時に、粘着シートによって壁紙が剥がれてしまいそうな気がしてちょっと不安です。
しかし説明書に剥がし方が書いてあるので、思い切るしかないです(笑)
どうしても粘着シートが使えない場合は、ネジ留めする事も出来ます。
それも出来そうになかったら、立て置き用のスタンドを購入すれば、立てかけて収納する事ができます。
ダイソンなら、専用のスタンドが別メーカーから販売されてます。
立てかけて、そのまま充電できれば良いのですが、充電コードを本体に差し込む必要があります。
そこのところだけ、ちょっと面倒ですね。
もう少し工夫されていたら完璧でした。
使ってみた感想
実際に使ってみると、吸引力がかなりありました。
固い床にあるゴミなら、しっかりと吸い上げてくれます。
フローリングにこぼしたお菓子の粉、コーヒー粉は問題無く吸い込みました。
しかしながら、カーペットなどの柔らかい場所では、充分に吸ってくれません。
試しに毛足が長いマットに、古くなったコーヒー粉を置いてみました。
もちろん初めは綺麗に吸い込んでくれると思っていましたが、試してみたらダメでした。
表面の粉は吸い込むのですが、中に入ってしまった物は苦手なようです。
ヘッド部分がシンプルだったので、そこが原因かと思いますが、細かな粉がマットに入り込んで色が付いたように残ってしまいました。
そして関節部分や、ダストパック付近にも粉が漏れていました。
細かいゴミが苦手というのもおかしな話ですが、コーヒー粉をこぼした時には、しっかりと吸い込まない事もあるので気をつけましょう。
掃除をしていて気がついたのですが、自動運転モードだと、ゴミのある場所でパワーアップします。
出力を抑えている時と、出力が出ている時で、モーター音が切り替わります。
これが気になる人は、うるさいと感じると思います。
僕は元々使っていた掃除機がうるさかったので、そこまでは気になりませんが、静音重視の方は不満が出るかも知れません。
このアイリスオーヤマのコードレス掃除機は、超軽量がウリです。
重量は約1.2kgで、業界最軽量クラスのようです。
確かに使ってみると、とても軽くて良いんです。
片手でサッと掃除できるのが、とても嬉しい事でした。
まとめ
アイリスオーヤマのコードレス スティック クリーナーIC-SLDC4は、とても軽くて使いやすい掃除機でした。
何より値段が安いのが良いですよね。
確かに不安に残る事はいくつかありました。
しかしながら、フローリング上でサッと使う分には、なかなか良さそうです。
メインの掃除機として使うのには、頼りないので、使う用途を別けた方が良いと思います。
僕のレビューとしては、フローリングで何かこぼした時に、サッと掃除するのに最適な軽いコードレスクリーナーだったという事がわかりました。
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