新しく発売になった「iPad 第7世代」、意外に安くて気になっている人も多いと思います。
今までiPadに興味がなかった人や、新しくタブレットやパソコンが欲しいなと、考え中だった人は、この値段をみて驚いたんではないでしょうか?
iPadって、こんなに安く買うことができるなんて思ってもなかったと思います。
でも安いからと言って、飛びついてもいいんでしょうか?
Appleだからと言って、ネームバリューだけで飛びついてもいいんでしょうか?
iPadは他にもあるのに新発売だからと言って飛びついてもいいんでしょうか?
ここで、ちょっと冷静になって考えてみましょう。
本当に、iPad 第7世代は買いなのでしょうか?
今回は、iPad 第7世代が他のiPadと比べてどうなのか、どのような使い方に向いているのか、お話ししたいと思います。
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Contents
iPad 第7世代の買いポイント
値段が安い
まず、iPad 第7世代、買い、なポイントですが、なによりも安いことです。
容量やSimカードモデル、サポートなどにもよるのですが、34800円から59800円と、比較的リーズナブルな値段になっています。
参考までに、iPadの他の機種や、Android、Windowsなどのタブレットと比べてみましょう。
まず、iPad proの11インチは、容量などによりますが、64GBの最安ですと89800円からのようです。
また、Airは54800円からとなっています。
10インチ台タブレットで比べてみると、マイクロソフト「Surface Go」は4GBメモリ、64GBの場合、Amazonで65000円程度します。
メモリが多いので単純比較はできないですが、それでも約半額から入手できるということで結構安くいいんじゃないでしょうか?
Androidのタブレットはものによってはかなり安い中華ブランドから、比較的品質にこだわった日本メーカーやとにかく高性能を目指す韓国メーカー、質実剛健な台湾メーカー、そしてその三国に勝るとも劣らず、なおかつ少し安い大手中国メーカーなど色々あります。
そこで、価格.comで3GB以上、32GB以上、10インチ前後で調べてみたところ、CHUWI、Hipadなるブランドで2万円を切っています。
また、HuaweiですとMediaPadが2万円ちょっとで買えます。
NECでは、64GBものが3万5千円前後であります。
なお、このスペック帯は、韓国メーカーや台湾メーカーは価格comでは出てきませんでした。
とは言え、アップルと言うブランドがあり、また3万5千円と言うのは公式サイトなのに対して、これらのタブレットは価格ドットコムと言うできるだけ安く変えるサイトですので、それを考えると大分安い方になると思います。
iPad 第7世代が買いではないポイント
プロセッサが古い
基本的には、iPadOSを最初から搭載し、ディスプレイの拡大及び「Smart Connetctor」を追加したiPad 第6世代とそんなに変わらないでしょう。
A10 Fusionと言うプロセッサを搭載していますが、2016年に登場した少し古いプロセッサであり、新しいのiPhoneにはA13が搭載されていますので、3世代も前になってしまいます。
もちろん、内部ソフトの性能などが向上しているので、何とも言えないのですが、どうしても性能の遅れがありますので、たとえば新しいアプリなどですと、次第に遅くなっていくことが予想されます。
タブレット買い替えの年数としてたとえば5年だとすると、スペックのことに関してはすでに3年たっているようなものです。
もちろん新品なので劣化とかそういうことを考える必要はありますが、スペック的には2~3年前のに毛が生えたくらいですのでそこらへんは注意が必要です。
以上のことや、性能スペック記事より、私としてはこのような使い方によいのではないかと思います。
iPad 第7世代を買いの人
iPad初心者
iPadの第7世代を買いの人は、まずはiPad初心者の方です。
新しく出たものを買おうと思い、最初から高いものに手を出し、だんだん使わなくなり部屋の肥やしになってし待ったという失敗があるという方はいませんか?
そんな体験がある方は、値段が安いモデルから始めてみるのがいかも知れません。
実際、この機種はエントリー機種ですので、基本的には導入者、初心者向けの位置づけとなっています。
かなり安いですので、入門機としては最適です。
また、今までにも、iPadエントリー機から入って、iPad AirやProに買い換える人も多くいるようです。
安価でパソコンに近い使い方をしたい人
出典:Apple
上の記事でプロセッサーが古いとか、お書きしましたが、正直言えば、普通に十分な性能があります。
もちろん、ゲームなどをすると不十分な場合もありますし、また4K動画に対応していないという点はあるのですが、普段使い的には十分な性能があります。
また、エントリー機としては初めて、smart connector端子が搭載され、またiPadOS搭載でパソコンに近い使い方もできます。
もちろん通常のノートパソコンとまでは行きませんが、たとえば、出先でワープロソフトやメールチェック、Youtubeの動画などを見るといった一般的な使い方の場合、十分すぎる性能があります。
もちろん、古い無印iPadから乗り換えも、十分にありだとおもいます。
smart keyboard接続可能ということで、価値はあると思います。
Smart keyboard対応ということは、たとえば、普段現行iPad Proとsmart keyboardを使っている人が、何らかの理由でサブのiPadを持ちたいとか、そういうときに、smart keyboardに対応しているので、たとえば下手に中古のiPadを買うよりは、結果的に安上がりに済むのではないかと思います。
現在は、Smart connectorは、純正のSmart Keyboardや、ロジクールなどのサードパーティのキーボードくらいしかありませんが、これから、アップル純正をはじめ、サードパーティなどから、キーボード以外にもなんらかの入力装置や便利装置を簡単にくっ付けれる機器が登場する可能性があります。
ですので、今そのようなSmart keyboardを持っていなくても、買う価値はあると思います。
また、なんらかの団体、企業として、社員にiPadを貸与などする場合、または、教育用とする場合、安価な上、そのような用途に関していえば必要十分すぎる性能を持っていますので、そのような用途としてもよいのではないかと思います。
向かない人
逆にあまりこのような使い方をするかたはあまり向かないと思われます。
まず、タブレットを使って写真、動画などを撮られる方。
スマホと比べて、あまりタブレットで写真や動画を撮られる方は少ないと思いますが、iPad第7世代のカメラは性能は高い方ではなく、また、いわゆる4K動画にも対応していません。
インカメラに至っては、フルHDにすら対応していません。
そういった点でカメラ上はあまりよくありません。
また、最新のゲーム、とくに3Dゲームなどをされる場合もあまり向きません。
繰り返しになりますが、現行のiPhoneと比べて3世代、他のiPadと比べると2世代ほど世代が古いため、最新のゲームをやりたいという方には向かないと思います。
ただし、それでも普通のスペックはあるので、たとえば2Dゲームとか、3Dゲームであっても少し古いくらいのゲームをやる場合、問題はないと思います。
まとめ
一般的な使い方、たとえば仕事の文章とかを作ったり、動画を見る、音楽を聞く、作業をする、インターネットサーフィンなどをする場合においてはまったく問題がないです。
それを考えると、今回のiPad第7世代は非常にリーズナブルな値段です。
iPadに興味があるけど値段が高そうとか思っている人や、ためしてみたいなと思っている人に対しては非常におすすめです。
また、iPadの無印シリーズからの乗り換える人も第6世代を持っている人だと微妙ですが、それでもsmart keyboard対応と言う点は大きいですので、普通にありだと思います。
iPad5世代目持っている方なら積極的に買い替えてもいいでしょう。
逆に、iPadで、高度なゲーム、3Dゲームなどをやりたいという人や、カメラを存分に使いたいという人はあまりお勧めできないでしょう。
とくにカメラは4K動画には対応していないので、その点について注意が必要です。
また、iPadの第6世代を持っていて、性能に不満を感じている場合、基本的な性能は第6世代とほぼまったく同じで、ディスプレイサイズくらいの差ですので、そういった方は、iPadAirやiPadProなどをお勧めします。
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iPad 第7世代の性能をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてください。
iPad 第7世代が買いではない人はこんな人です!
iPad Airとお悩みならこちらの記事を!
アイキャッチ画像 出典:Apple
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