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Wi-Fiが遅い・途切れる原因|買い替える前に切り分けたい現実的なチェックポイント

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Wi-Fiが遅い。

動画が途中で止まる、ページの表示に時間がかかる、突然接続が切れる。

昨日までは問題なく使えていたのに、今日はなぜか調子が悪い。

時間帯によって快適だったり、急に重くなったりする。

こうした状態が続くと、多くの人は、「ルーターが古くなったのかもしれない」「そろそろ買い替え時なのでは」と考えがちです。

実際、Wi-Fiの不調に悩んで原因を調べ始める人は非常に多く、それだけ日常的で、誰にでも起こり得るトラブルだと言えます。

ただし、Wi-Fiが遅くなったり途切れたりする原因は、必ずしもルーターの故障や性能不足とは限りません。

多くの場合、いくつかの要因が重なって起きています。

この記事では、Wi-Fiの調子が悪くなる主な原因を整理し、いきなり買い替えに走る前に確認しておきたい切り分けポイントを、順番に解説します。

Wi-Fiが遅くなる・途切れる主な原因

Wi-Fiの不調は、大きく分けると次の4つに分類できます。

・回線の問題

・ルーターの問題

・端末側の問題

・設置環境の問題

重要なのは、どれが原因かを切り分けずに対処しようとすると、無駄な出費や遠回りになりやすいという点です。

回線そのものが混雑している

夜になると急に遅くなる、休日は調子が悪い。

このような場合、Wi-Fiではなくインターネット回線自体が混雑している可能性があります。

特に、マンションや集合住宅では、同じ時間帯に多くの人が動画視聴やオンラインゲームを始めることで、回線が混み合いやすくなります。

この場合、ルーターをいくら再起動しても改善しない端末を変えても遅いといった特徴があります。

「家中どの端末でも遅い」「時間帯で明確に差がある」場合は、まず回線側の影響を疑う必要があります。

ルーターの処理能力が追いついていない

Wi-Fiルーターは、単に電波を飛ばしているだけではありません。

複数の端末を同時に処理し、通信を振り分けています。

スマホ、PC、タブレット、テレビ、ゲーム機。

接続台数が増えるほど、ルーターには負荷がかかります。

古いルーターや、性能が控えめなモデルでは、

・最初は速いのに途中から遅くなる

・複数台使うと急に不安定になる

といった症状が出やすくなります。

この場合は、特定の端末だけ遅いわけではないのが特徴です。

端末側に原因があるケース

Wi-Fiが遅いと感じても、実は端末側だけが原因ということも少なくありません。

例えば、スマホだけ遅いがPCは問題ない、古い端末だけ接続が不安定といった場合です。

・OSのアップデート不足

・バックグラウンド通信

・Wi-Fi規格が古い

こうした要因が重なると、ルーターや回線に問題がなくても、体感速度は大きく落ちます。

「Wi-Fi全体が遅いのか」「特定の端末だけなのか」を一度切り分けて確認することが重要です。

設置場所・環境の影響

Wi-Fiは電波なので、設置環境の影響を強く受けます。

・壁や床を挟んでいる

・電子レンジや家電の近く

・部屋の隅や床に直置き

こうした条件が重なると、距離は近いのに遅い、部屋を移動すると急に途切れるといった症状が出やすくなります。

特に、ルーターをテレビ台の中、棚の奥、金属製ラックの近くに置いている場合は注意が必要です。

症状別に見るチェックポイント

扉の中のルーター

近くでは速いが、部屋を移動すると遅い場合

近くでは問題なく使えるのに、部屋を移動すると急にWi-Fiが遅くなる場合、回線そのものやルーターの性能よりも、電波の届き方が原因になっている可能性が高いです。

Wi-Fiの電波は、壁や床、ドアなどの障害物を通り抜けるたびに弱くなります。特に、鉄筋コンクリートの壁や、水回り、家電製品が多い場所では、距離がそれほど離れていなくても通信速度が大きく落ちることがあります。

このような場合、まず見直したいのがルーターの設置場所です。
床に近い位置や、家具の裏、棚の中などに置かれていると、電波が十分に広がらず、特定の部屋だけ通信が不安定になることがあります。

ルーターを少し高い位置に移動させたり、壁から離して設置するだけでも、電波の届き方が改善するケースは少なくありません。
また、ルーター本体の向きによっても電波の飛び方は変わるため、アンテナ付きの機種であれば向きを調整してみる価値があります。

それでも改善しない場合は、部屋の構造上、どうしても電波が届きにくい可能性があります。
その場合は、中継器やメッシュWi-Fiの導入を検討すると、離れた部屋でも安定した通信が確保しやすくなります。

このタイプの症状は、「回線が遅い」「ルーターがダメになった」と誤解されがちですが、実際には設置環境を少し見直すだけで改善することも多いため、買い替えを考える前に一度確認しておきたいポイントです。

夜だけ遅くなる場合

夜だけWi-Fiが遅くなる、あるいは特定の時間帯になると動画が止まる、ページの読み込みが極端に遅くなる場合は、自宅のルーターや端末ではなく、回線側の混雑が原因になっている可能性が高いです。

多くの家庭でインターネット利用が集中するのは、平日の夜や休日の夕方以降です。

動画配信サービス、オンラインゲーム、リモートワーク、スマホ利用などが重なることで、同じ回線設備を使っている利用者全体で通信量が一気に増えます。

この状態では、昼間は快適だったのに、夜になると急に遅くなるという現象が起きやすくなります。

ここで重要なのは、このタイプの症状はルーターを交換しても改善しないケースが多いという点です。

ルーターはあくまで自宅内の通信を整理する役割なので、回線そのものが混雑している状態では、性能の高いルーターに替えても根本的な解決にはなりません。

夜だけ遅くなる場合は、

・契約している回線の種類

・利用している接続方式

を見直す段階に入っていると考えた方が現実的です。

例えば、IPv4接続を使っている場合は、IPv6接続に切り替えるだけで混雑の影響を受けにくくなるケースがあります。

また、回線自体が利用者の多いプランの場合、時間帯による速度低下が起きやすいこともあります。

「ルーターは新しいのに、夜だけ遅い」「機器を替えても改善しなかった」という場合は、機器トラブルではなく、回線の性質そのものが原因になっている可能性を疑うべきです。

この切り分けができると、無駄な機器買い替えを避けて、本当に必要な対策だけを選びやすくなります。

特定の端末だけ不安定な場合

特定の端末だけWi-Fiが不安定な場合は、回線やルーターではなく、端末側に原因がある可能性が高いです。

同じWi-Fiに接続しているのに、スマホは問題ないのにパソコンだけ遅い、家族の端末は安定しているのに、自分の端末だけ途切れるといった状況であれば、ネットワーク全体の問題とは考えにくくなります。

この場合、まず疑いたいのが端末側の設定や状態です。

長期間Wi-Fiを使い続けていると、接続情報が内部に溜まり、通信が不安定になることがあります。

一度Wi-Fi設定をリセットし、再接続するだけで改善するケースは意外と多いです。

また、OSやシステムのアップデートが止まっている場合も要注意です。

古いOSでは、最新のWi-Fi規格や暗号化方式にうまく対応できず、接続が切れやすくなったり、速度が出にくくなったりすることがあります。

さらに見落とされがちなのが、端末内部で動いている不要な通信です。

バックグラウンドでのアプリ更新、クラウド同期、動画や音楽の自動ダウンロードなどが重なっていると、本人が使っていないつもりでも通信が圧迫され、「なぜか遅い」「急に切れる」と感じる原因になります。

このタイプの不調は、ルーターを再起動したり、回線を疑う前に、端末側を一度整理するだけで解消することも少なくありません。

特定の端末だけ調子が悪い場合は、ネット環境全体を疑うのではなく、まずその端末の設定や状態を見直すことが、最短で改善につながる可能性が高いポイントです。

いきなり買い替えないための考え方

LANケーブル

Wi-Fiが遅い状態が続くと、「もう全部まとめて買い替えたほうが早いのでは?」と感じてしまいがちです。

ルーターを新しくして、回線も変えて、ついでに中継器も入れる。

確かにそれで改善する可能性はありますが、同時に一番コストがかかり、原因も分からないまま終わる選択でもあります。

Wi-Fiの不調は、多くの場合、一つの原因だけで起きているわけではありません。
ただし、主な原因は必ずどこかにあります。

そこで重要なのが、いきなり買い替えに走るのではなく、原因を一つずつ切り分けて考えることです。

まず確認したいのは、回線そのものが原因なのか。

次に、ルーターの性能や設置状況なのか。

それとも、特定の端末だけの問題なのか。

あるいは、電波の届き方や周囲の環境なのか。

この順番で整理していくだけでも、「何を変えるべきか」がかなり見えてきます。

原因がある程度特定できれば、必ずしも大きな買い替えは必要ありません。

電波の届き方が問題なら、中継器を追加するだけで済むこともあります。

有線接続が不安定なら、LANケーブルを見直すだけで改善することもあります。

ルーター性能が足りていない場合でも、ルーター単体の交換だけで十分なケースは多いです。

このように、最初から「全部ダメだから買い替え」と考えるのではなく、「どこがボトルネックなのか」を見極めることで、最小限の出費と手間で解決できる可能性が高くなります。

Wi-Fiは、壊れているか正常かの二択ではなく、状態が少しずつズレて不調が出ているケースがほとんどです。

だからこそ、一度立ち止まって切り分ける。

それが、結果的に一番早く、無駄の少ない改善につながります。

それでも改善しない場合の現実的な判断

一通りの切り分けを行い、設置場所や端末設定を見直し、中継器や有線接続なども試したうえで、それでも状況が変わらない場合。

この段階になると、原因はかなり絞られてきます。

考えられるのは、契約している回線そのものが、今の使い方に合っていないケース。

あるいは、ルーターの処理能力や対応規格が、現在の通信量に追いついていないケースです。

例えば、動画視聴やオンライン会議、複数端末の同時接続が当たり前になっている環境では、数年前の回線プランや旧世代のルーターでは、どうしても限界が出てきます。

ここまで確認して初めて、回線の変更や、ルーターの買い替えを検討する意味が出てきます。

最初から高性能な機器に総入れ替えするのではなく、「本当にここがボトルネックだ」と分かった状態で選ぶことで、無駄な出費や失敗を避けることができます。

Wi-Fiの不調は、段階を踏まずに判断すると、余計なコストがかかりがちです。

すべてを確認したうえで、それでも改善しない。
その状態になって初めて、回線変更やルーター買い替えを現実的な選択肢として考える。

この順序を守ることが、結果的に一番納得感のある判断につながります。

 

まとめ

Wi-Fiが遅い、途切れる原因は、ルーターの故障だけではありません。

回線、端末、設置環境など、日常的に起こりやすい要因が重なっているケースがほとんどです。

買い替えを決断する前に、
因を切り分けて確認することで、不要な出費とストレスを減らすことができます。

「なんとなく調子が悪い」状態こそ、一度立ち止まって整理してみる価値があります。

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