Amazonのランキングで常に上位に君臨し、Bluetoothスピーカーの「基準」を作ったと言っても過言ではないのが、この「Anker Soundcore 2」です。
発売から時間は経っていますが、2026年現在でもその人気は衰えていません。
後継機の「Soundcore 3」が登場している今、なぜあえて「2」が選ばれ続けるのか。
実際に使い倒してわかった本音をレビューします。
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目次
Anker(アンカー)とは
Anker(アンカー)とは、モバイルバッテリーや急速充電器などスマートフォンやタブレット端末関連の製品の開発と販売を行っているGoogle出身のエンジニアを中心に2011年に設立された会社です。
Ankerの製品は主にAmazonマーケットプレイスや各国のECサイトを中心に販売されています。
2016年9月には日本にて家電ブランド「Eufy(ユーフィ)」を姉妹ブランドとして立ち上げ、ロボット掃除機などを発売。
2018年4月28日にオーディオブランド「Soundcore(サウンドコア)」の日本での展開を発表しました。
Sound coreとは
2018年4月末、Ankerはスピーカーのシリーズ名であった「Soundcore」をブランドに昇格化。
それまでAnkerやZoloブランドとして展開していたオーディオジャンル製品を新ブランドにて1本化し、この日イヤホン・スピーカー・ヘッドホンなど新商品計12点を展示しました。
現在公式サイトではスピーカーだけでも28商品が紹介、販売されています。
Anker Soundcore2とはどんなスピーカー?

出典:楽天
その中でも根強い人気を集めているのが「【改善版】Anker Soundcore2」です。
2016年・2017年度上半期のAmazonスピーカー部門でベストセラー1位を獲得した大人気BluetoothスピーカーSoundcoreの上位モデルとなります。
第1世代であるSoundcoreの2つの3Wドライバーから強化された、2つの高性能6Wドライバーでより迫力あるサウンドを実現。
低音出力が強化され、最大24時間(約500曲)の連続再生が可能。
さらに前モデルでは対応していなかった防水仕様となりました。
前モデルから少し値上がりしたもののそれでも5,000円前後という低価格。
この価格帯のBluetoothスピーカーのなかではかなりの高クオリティであり、2018年度Amazonランキング大賞(ポータブルスピーカー部門)のベストセラーNo.1を受賞しました。
Anker Soundcore2の6つの特徴
①6Wドライバーを2つ搭載し高出力かつコンパクト

出典:楽天
Soundcoreからの大きな改善点として1番に挙げられるのは、音声の出力が6Wから12Wになったことです。
一般的に値段が高いスピーカーでは出力が高く設定されているので、出力サイズが大きい=音質が良いスピーカーだと思われることがあるようですが、この出力はあくまでも音量のパワーを表す数値なので音質には直接関係しないと言われています。
しかしながら、この出力が高いスピーカーは値段が高くなり音のクオリティも高いものが多くなっていくので、コンパクトサイズのBluetoothスピーカーでありながら12Wという高出力であるSoundcore2が同じ価格帯のスピーカーより音質が良くなる傾向はあると考えても良いと思います。
②Anker独自技術で低音出力強化
Anker独自技術BassUPテクノロジーにより迫力と深みのある低音を実現しています。
さらに低音補強にパッシブラジエーターを搭載し、音量を大きくすると低音が強化され中音がクリアに聴こえるようになり、バランスの取れたサウンドを楽しむことができます。
本体下部には柔らかいゴム足がついており、低音の振動を軽減してくれると思います。
重低音が出すぎるという口コミも見られますが、気になる時はスマートフォンからイコライザーで調節できるようです。
③IPX7の優れた防水機能

Soundcore2では、第1世代のSoundcoreではなかった防水機能がつきました。
IPX5から改善版ではさらにIPX7にパワーアップ。
IPX7は「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない」とされているので突然の雨が心配なアウトドア、水に濡れてしまうかもしれないプールサイドやビーチ、キッチンやバスルームでの使用も安心ですよね。
しかし連続して水をかけ続けてしまうと故障の原因になってしまうこともあるので、何事も「ほどほど」、注意するに越したことはないと思います。
④2台同時ペアリング

出典:楽天
2台Soundcore2をペアリングすることが可能になりました。
これは、JBLのFLIP5などにある機能ですよね。
それらと同じ様に、1つのスピーカーを右1つを左とし、ステレオのサウンドとして楽しむことができるんです。
スピーカー単体でも楽しめると思いますが、これならより迫力のあるサウンドを楽しむことができますよね。
⑤長時間の連続再生時間

出典:楽天
便利で驚きの新機能がたくさん搭載されているにもかかわらず、従来モデル同様の24時間連続再生にも対応しています。
これは、有名ブランドのバッテリー持続時間と比較しても、かなり長くなっています。
例えば、JBLのFLIP5なら連続再生時間が約12時間、ソニーのSRS-XB22なら重低音が楽しめるEXTRA BASSモードで約10時間となっています。
それらと比較すると、倍以上の時間使えるので、これはかなりのメリットになると思います。
また、第1世代のSoundcoreは充電に約5時間ほどかかっていましたが、Soundcore2では高速充電可能で2.5時間に短縮されました。
これも、地味にかなり嬉しいことで、充電し忘れたり、充電切れになっても、早く使うことができるのが良いですよね。
⑥最大20mの接続範囲
Bluetooth5.0対応で最大20mもの接続範囲を誇り、マイクを内蔵しているので音声再生中のハンズフリー通話も可能です。
Bluetooth対応機器を持っていない場合でも、AUXケーブルを使用して機器と接続することができます。
なお有線接続用のケーブルは付属していないので、必要に応じて別途購入しましょう。
Anker Soundcore2をレビュー
開封

今回、このスピーカーを買うにあたって、Amazonのセールのタイミングを狙いました。
普段4,999円(ブラック)で売られている物が、セール時には1,000円安く買えるからです。
タイムセールや、ブラックフライデー、サイバーマンデーなどの大きなセール時がそうです。
セールでない時でも、クーポンで500円割引があったりするので、急ぎでなければ、そのタイミングで購入するのがおすすめです。
僕も1年以上Amazonの欲しいものリストにあったのですが、最安値は3,999円より下がった事は無いと思います(レビューでは3,749円の時もあったと書かれてますね)。
届いたSoundcore2の箱は、いつものAnkerの白と水色の箱でした。
決して高級感はありませんが、これがAnkerという感じです。

箱から中身を取り出すと、スピーカー本体と説明書、充電用のケーブルが入っていました。

説明書は多言語で書かれていて、もちろん日本語のページもあります。

充電用のケーブルは、マイクロUSBケーブルです。
本体外観
AnkerのSoundcore2は、第1世代と同様に四角いデザインが特徴的です。
今では類似品が増えてきて、目立つような形ではありませんが、四角い本体に前面のメッシュ部に「ANKER」と書かれたデザインは、まさにアンカー製品だという感じです。

Soundcore2の操作ボタン類は、本体上部にマークが浮き出るようにあります。
とてもシンプルながら分かりやすいボタンが設置されています。

充電用のマイクロUSB端子は、サイドのゴム製のフタの中にあります。
第1世代のSoundcoreではフタがなく、この端子が剥き出しになっていました。

背面側は、エンボスで「ANKER」の文字があるだけのシンプルなデザインです。

本体下側には、ゴム製の小さな脚が4隅に付いています。
これは、滑り止めの役割もしてくれるし、重低音の振動を軽減してくれると思います。

サイズは、第1世代のSoundcoreよりも若干大きくなっています。
並べて置いてみると、幅や高さが少し大きくなっているのが分かると思います。
こうやって見てみると、前面の「ANKER」の文字は、Soundcore2では、少し小さくなっているんですね。
ちょっと上品になったような気がします(笑)
音質

音質に関しては、多分初めてこのスピーカーを使う人と、そうではない人で感じ方が違うと思います。
数年前に発売された第1世代のSoundcoreの時は、値段以上に高音質だったのに驚いた記憶があります。
何より重低音が、この値段では考えられないほど効いていたんです。
第2世代のSoundcore2でも、この重低音は引き継がれて、レビューではそれが強すぎるなんて書かれている事もあります。
この価格帯のBluetoothスピーカーでは、そうなのかも知れません。
他の同価格帯のスピーカーを試した事がないので、単純に比較する事はできません。
しかし、今持っているJBLのFLIP5と聴き比べましてが、Soundcore2の重低音は決して強いという感じではありませんでした。
FLIP5の重低音が強すぎるのか、それに慣れてしまっている為、Soundcore2の重低音は物足りなく感じてしまいました。
中高音域は、高音が強くクリアに聞こえます。
多分、同価格帯のスピーカーで比較すればSoundcore2の音質は高いのかと知れません。
Amazonのレビューが高評価なのもその為だと思います。
ただ、1万円前後のJBLやSONYのスピーカーを所有している方、又は使った事がある方には向かないと思います。
それらと比較してしまうと、音質の差を感じてしまうからです。
中高音域も始めはクリアに聞こえましたが、FLIP5やSRS-XB22と比較すると曇って聴こえてしまいます。
そして音の厚みも薄く感じられました。
ただ、本体の値段に差がある物を比較してしまっているので、何とも言えません。
5千円以内で買えるBluetoothスピーカーとしては、中高音域がクリアで重低音も効くので良いと思います。
Anker Sound core2 スペック
- サイズ:約168 x 47 x 56mm
- 重量:約414g
- カラー:ブラック、ブルー、レッドの3色展開
- 連続再生時間:約24時間
- 最大出力:12W(6W+6W)
- 低音機構:パッシブラジエーター
- 防水機構:IPX7(改善版)
- Bluetooth:5.0(改善版)
- バッテリー容量:5200mAh
- 充電時間:5V/2A 2.5時間
- 同梱:Micro USBケーブル、 取扱説明書、※18ヶ月保証
・PCなどに有線で接続して使用する場合は別途AUXケーブルを購入する必要があります。
JBL FLIP5とAnker Soundcore2の比較動画
参考までにJBL FLIP5とAnker Soundcore2の比較動画を作ってみました。
音質の違いを確認してみてください。
SONYのSRS-XB22との比較動画も作りました。
よろしければチャンネル登録お願いします。
【追記】2026年にあえて「Soundcore 2」を選ぶ3つの理由
後継機の「3」は、USB-C充電に対応し、音質もパワフルになっています。
それでも「2」が選ばれるのには、決定的な理由があります。
1. 「2台ペアリングによるステレオ再生」の相性が抜群
Soundcore 2は、2台揃えて「右・左」のステレオスピーカーとして使うことができます。
後継機の「3」は100台以上繋げる機能に進化しましたが、純粋に2台でステレオを楽しみたい層には、今でも「2」の方がペアリングの安定感やコストパフォーマンスで支持されています。
2. 「AUX(有線)接続」ができる最後の砦
これ、実は一番重要です。後継機の「3」では、有線接続端子(AUX)が廃止されてしまいました。
「テレビの音を飛ばしたい」「古い音楽プレイヤーを繋ぎたい」という用途がある場合、有線が使えるSoundcore 2は今でも唯一無二の選択肢なんです。
3. セール時の「圧倒的な安さ」
「3」が6,000円〜7,000円台なのに対し、「2」はセール時に3,000円台まで下がることがあります。「お風呂専用にしたい」「キャンプで汚れてもいい予備が欲しい」というサブ機需要において、この価格差は絶大です。
音質レビュー:JBL FLIP 5と比較してみて
記事内で作成した比較動画でもわかる通り、1万円クラスのJBL FLIP 5と並べると、正直なところ「音の厚み」や「中高音の抜け」には差が出ます。
・JBL FLIP 5: 部屋全体を包み込むような豊かな低音と、プロ向けの楽器のような音圧。
・Soundcore 2: ボーカルがはっきり聞こえる「聴きやすさ」重視のサウンド。
しかし、Soundcore 2の凄さは「4,000円前後のスピーカーとして、不快な音が一切しない」という点にあります。
このサイズで、最大音量にしても音が割れず、しっかり重低音が振動として伝わってくる。このバランス感覚こそが、ベストセラーの所以です。
まとめ
2026年現在、Anker Soundcore 2をおすすめできるのはこんな方です。
・「とにかく安くて、失敗しないスピーカー」を探している人
・古いiPodやテレビなど、有線(AUX)で繋ぎたい機器がある人
・2台買って、数千円で贅沢なステレオ環境を作りたい人
逆に、「最新のスマホと同じUSB-Cで充電したい」「専用アプリで細かく音を調整したい」という方は、少し予算を足して「Soundcore 3」を選ぶのが正解でしょう。
自分の用途に合わせて「あえて2を選ぶ」という選択。
これは、ガジェット好きにとって非常に賢い選択だと思います。
その他Bluetoothスピーカーの記事はこちら。









