モバイルプロジェクターは、重くて持ち運びしにくい据え置き型のプロジェクターを小型・軽量化して持ち運びしやすく生まれかわらせた便利なプロジェクターです。
小型化することで、プレゼン・会議などビジネスの場に持ち込んだり、キャンプなどアウトドアで楽しんだり、勿論自宅のリビングやベッドルームでのプライベートシアターも可能になります。
モバイルプロジェクターはその利便性の高さに加え画質や音質の向上、さらにはステイホーム期間に家の中で過ごす時間が増えたことも追い風となり、人気の家電となっています。
そんな僕も、今まで使っていた据え置きのプロジェクターから、キャンプでも使えるようにモバイルプロジェクターを検討しました。
据え置き型のプロジェクターでもキャンプに持っていけないことは無いのですが、コードが邪魔だったり、電源を確保する必要があったりと何かと大変。
そこで、取り回すコードが少なく、バッテリーも内蔵しているモバイルプロジェクターに興味が沸いたんです。
各メーカーからたくさんのモバイルプロジェクターが出ていますが、XGIMIから発売されたXGIMI MoGoシリーズは、コンパクトな本体にHarman/Kardon製デュアルスピーカーや大容量バッテリーを内蔵、AndroidTVを搭載したモバイルプロジェクターとして大きな話題を呼びました。
もちろん、比較したいモバイルプロジェクターはたくさんありますが、今回はXGIMI MoGoシリーズのエントリーモデルであるXGIMI MoGoについて詳しく紹介していきたいと思います。
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Contents
モバイルプロジェクターのXGIMI MoGoは超おすすめ
XGIMIとは
出典:楽天
XGIMIとは、2013年中国の成都で設立させた若いプロジェクターメーカーです。
2014年に第一世代のスマートプロジェクターを発売して以降急成長を続け、2018年には中国のプロジェクターマーケットでシェア1位となっています。
XGIMIは高品質で使いやすい革新的な製品を購入しやすい価格帯で提供することに力をいれているメーカーで、過去6年間で28もの受賞歴のある優れたメーカーでもあるんです。
日本に参入したのは昨年2020年のことで、その時発売されたのが小型・軽量な高性能モバイルプロジェクター「MoGo」と「MoGo Pro」です。
XGIMI MoGoとは
出典:楽天
2020年に発売開始したXGIMIのモバイルプロジェクターMoGoはシリーズのエントリーモデルとなります。
サイズは10.55x9.45x14.6cm、重さは0.9gで他社製品よりはやや重めではあるものの片手で持ち運ぶにも十分できます。
本体カラーはシルバー、解像度は540P。
2K、4Kにも対応しています。
明るさは210ANSIルーメンでやや暗めに感じるかもしれませんが、夜間や真っ暗な場所では十分な明るさを持っています。
日中使用する場合はカーテンを閉める、投影距離を近づけるなどの対策をすると良いと思います。
XGIMI MoGo 5つのおすすめ機能
①Harman-Kardon(ハーマンカードン)社のスピーカーによる優れた音質
出典:楽天
Harman-Kardon(ハーマンカードン)社はアメリカにて誕生した世界的高級オーディオブランドです。
XGIMI MoGoのスピーカーはHarman-Kardon社の先進的なデュアルスピーカーを採用しています。
モバイルプロジェクターにありがちな軽い音とは一味違う、しっかりと「聴く」ことができる質の高い音を再生することができるんです。
音声はGoldenEarテクノロジーを採用しており、パワフルなサウンドを再生可能。
この安定感ある高音質なサウンドによりMoGoは無線スピーカーとしてもおすすめで、Wi-FiとBluetoothにより接続しフル充電で最大300曲も再生することができます。
もしも、そのハーマンカードン製のデュアルスピーカーでも納得できなければ、Bluetoothで外部スピーカーと接続することができます。
このグログでもレビューしているJBLのFLIP5やSONYのSRS-XB23などと接続すれば、より重低音を効かせた迫力のあるサウンドで楽しめるようになると思います。
②大容量バッテリーと長寿命LED光源で耐久性もある
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XGIMI MoGoの本体に内蔵されているバッテリーは、10400mAh/4.2Vのパワーバンクに相当しています。
一度の充電で最大4時間の動画、最大8時間の音楽を楽しむことが可能です。
また、MoGoは寿命30,000時間ものLED光源を使用しています。
数字にすると毎日4本の映画を10年間毎日観れる計算になります。
そう考えると、めちゃくちゃ長く使えそうですよね。
でも10年間も使っていれば、その前にもっといい機種が登場しちゃいそうですが(笑)
③便利なオートフォーカスと台形補正
出典:楽天
モバイルプロジェクターの最大の魅力と言えば、やっぱりどこでも使用できるところですよね。
自宅のリビングや寝室で使いたい人もいれば、仕事での会議室、または趣味にしているキャンプで使ってみたいと考える人もいると思います。
そんな時、プロジェクターを設置する場所を変える度に、フォーカス調整するのって面倒くさいと感じてしまうと思います。
投影する壁やスクリーンまでの距離や高さ、または角度など一々設定しなおすのは手間なんです。
しかしXGIMI MoGoにはオートフォーカス機能が搭載されているんです。
スイッチを入れると焦点が自動で合うので面倒な調整が不要です。
もちろん付属のリモコンを使用すれば、水平台形補正を手動で調整することも可能です。
また、色々な場所に持ち込むからこそ、設置場所も気になるところ。
プロジェクターを水平に設置できないこと、スクリーンの真正面に設置出来ないこともあると思います。
XGIMI MoGoには他製品同様に垂直方向・水平方向に最大±40度の台形補正機能がついています。
天井吊り、背面投影に対応している他、底面には三脚穴があります。
本体をより安定させたい場合は三脚を使用すると良いと思います。
僕的には、キャンプで使うことを前提にしているのなら、地面が水平でなかったり砂利などがあって安定性も悪いので、なおさら三脚はあった方が良いと思います。
④Android TV 9.0対応
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Android TVとはAndroidを搭載したスマートTV用のプラットフォームです。
ゲームや様々なアプリをダウンロードして楽しむことができ、Amazonprimeやネットフリックスなどの動画アプリを使用することができます。
実はAndroid OSと出来ることはほとんど同じなのですが、どちらかといえばTVのほうがおすすめ。
Android TVはテレビで使用することを前提としデザインされているため、動画などのコンテンツを楽しみやすいからです。
またAndroid TVの方がモバイルプロジェクターとも相性が良く使いやすいと言われています。
Googleアシスタントにも対応しています。
⑤いつでもどこでも!豊富な外部入力
出典:楽天
HDMI、Bluetooth、USB、Chromecastでスマホやパソコンだけでなくハードディスクやブルーレイプレイヤー、ゲーム機へ簡単に接続することができます。
また、AndroidやiOSデバイスなどからお気に入りのアプリや映画、音楽やゲームなどをMoGoに直接キャストすることもできます。
XGIMI MoGoはどんな人におすすめ?
出典:楽天
会議やプレゼンなどで使用するのならMoGoがおすすめです。
画質にこだわるのであれば、ひとつ上のモデルProがおすすめです。
明るさはMoGoより明るい300ANSIルーメン、解像度も1080pに対応しています。
とはいえ、4万円台という価格帯で長寿命LED光源やHarman-Kardonのデュアルスピーカー、大容量バッテリーを備え、AndroidTVを搭載しているモバイルプロジェクターと考えるとMoGoでも十分すぎるほど価値があると思います。
色々なところに気軽に持ち込んで使用したい場合、低価格帯でコスパの良いMoGoをおすすめします。
XGIMI MoGo スペック
- サイズ:14.6×10.55×9.45cm
- 重量:900g
- 解像度: 960x540画素
- 対応解像度:1080P/2K/4K
- ランプ寿命: 約30000時間
まとめ
中国の大人気プロジェクターメーカーXGIMIは設立してからまだ10年以内の若い会社です。
高性能で手が出しやすい良心的な価格をモットーに急成長を続け、2018年には中国のプロジェクターのシェアでナンバーワンとなりました。
XGIMI MoGoはXGIMIが販売しているモバイルプロジェクターで、シリーズ中最も低価格なエントリーモデルとなります。
明るさや解像度はProに劣るものの、4万円台という低価格ながらHarman-Kardonのデュアルスピーカーを内蔵し、AmazonTVにも対応、長時間のバッテリーや寿命の長いLED光源、優れたオートフォーカス機能や台形補正機能を備えた使い勝手の良さなどを考えれば機能的には十分。
むしろこの上のProの半額程度でこの性能であれば「買い」と言えるのではないでしょうか。
価格を抑えつついつでもどこでも使える高性能なモバイルプロジェクターが欲しい人には特におすすめの製品です。
寝室で寝転がってみてみたり、キャンプなどのアウトドアに持ち出して使ってみたくなりますよね。
その他のモバイルプロジェクターが気になる方はこちらも参考に!
アイキャッチ画像出典:楽天
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