オーブンレンジは、食品の温めからオーブン調理、そしてトースターの機能が1台で賄えて便利な為、一般家庭に広く普及したと思います。
このオーブンレンジの機能が、さらに増えた家電がスチームオーブンレンジです。
今までのオーブンレンジの機能に加え、スチーム機能を搭載し、今までできなかった蒸し料理ができるようになったんです。
その他にも、食品がさらにおいしく調理できたり、減塩・脱油することができ、ダイエットや健康面でも人気を集めています。
このスチームオーブンレンジ、機能がいいだけになかなかいいお値段になってしまうのが玉にキズ。
欲しいな、と興味を持っても、5万円以上から十万円！なんて言われてしまうとどうしても購入する勇気が出ないという人もいますよね？
かく言う僕も、今年は初めぐらいまで、古いオーブンレンジを使っていました。
友人に、「最近のやつはテーブルが回らないんだよ」なんて言われても、温めができればいいと思っていました。
しかしそのオーブンレンジにも寿命が・・・。
買い替えの時に、かなり迷いました。
だって、人気があるオーブンレンジ（スチームレンジ）は値段が高いんです。
しかし、よくよく探してみたら、最近はスチーム機能を備えた低価格モデルのスチームオーブンレンジも増えているようなんです。
そこで今回は、楽天市場で5万円以下で購入できる低価格モデルのスチームオーブンレンジについて、注意点やおすすめ商品を紹介していきたいと思います。
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Contents
どうして安い？低価格モデルの特徴
出典：楽天
スチームレンジの高額モデルと、低価格モデルのどこが違うのでしょうか？
そんな事を気にせず安物買いして、損をしてしまったり、買ってしまった後で後悔したくないですよね。
低価格のスチームオーブンレンジは安かろう悪かろうというわけでは決してなく、高額モデルのものとは違う点が３つあります。
高価格モデルの加熱方式は加熱水蒸気式といい、本体に搭載された吸水タンクの中の水を加熱して加熱水蒸気を発生させます。
一方低価格帯のモデルのスチーム方式は「簡易スチーム式」といいます。
庫内に水を入れたスチームカップや角皿を設置して加熱水蒸気を発生させるものです。
加熱水蒸気式に比べると、どうしても熱・パワー共に劣りますが、反面お手入れが楽で清潔に保ちやすいといったメリットもあります。
オーブン機能がないため低価格に抑えられているという製品もあります。
スチームはたまにという程度であれば、低価格モデルであってもあまり問題なく使用できると思います。
スチームオーブンレンジは本体も大きくなりやすく、背面や左右に隙間が必要になるものも。
買い替えの場合は特にスペースに限りがあるので、置き場所の問題から低価格モデルを選ぶといったケースも考えられます。
しかしここ最近は低価格帯のモデルであっても、給水タンクを搭載した本格的な加熱水蒸気式でありながらお値段が控えめな製品もありますし、大人数向けの大きなサイズの製品にも、購入しやすい価格のものが増えてきました。
また、新製品が登場して以前の高額モデルが型落ちして低価格でのセール品になることもありますので、新商品登場の前後は要チェック。
高額なモデルがお手頃価格で手に入るチャンスです。
このように生活必需品でありながら高額の製品であるオーブンレンジは賢く購入して、お得に手に入れたいものです。
スチームレンジ購入前の注意点
①メンテナンスのしやすさ
スチームレンジの簡易スチーム式は、給水タンク式に比べると掃除しやすいと言われていますが、調理中はねた油やふきこぼれをこまめに拭き取るのは同じです。
使った後のメンテナンスがより簡単にできるものがおすすめです。
お掃除機能がついているモデルはスチームで汚れを浮かすことができるので人気です。
また、ヒーターがフラットになっているとさらにお手入れしやすいと思います。
角皿やトレイを取り外して丸洗いできるとり簡単になります。
②大きさと設置場所
スチームオーブンレンジは本体がやや大きめ。
購入する前には必ず設置スペースと購入する製品のサイズをチェックしておきましょう。
また、製品によっては本体と壁に空きスペースが必要になるものがあります。
そのスペースの大きさはモデルによって大きく違いがあるので、併せて確認しておいてください。
③容量
一般的に、１人暮らしであれば20L以下、2人で20～25L、3～4人で25～30L、4人以上は30L以上と言われています。
家族の人数も選ぶ時の目安にしてください。
④ヘルツフリー？
今ではあまり言われなくなりましたが、周波数の違う地域に引っ越すと電化製品が使えなくなってしまうことがあります。
電化製品には50Hz、60Hz、50Hz・60Hz共用（ヘルツフリー）と表記してあるものがあり、製品によっては部品の交換や調整が必要になってしまうものもありますので、引っ越しを期に電化製品を買い替える場合やネットでの購入時は念のためチェックしておきましょう。
ヘルツフリーや50Hz・60Hz共用との記載がある製品であれば、全国どこでも使用することができます。
⑤スチームは蒸し料理と加熱のみ
基本的に簡易スチーム式はオーブンには使用できないものが多いようです。
⑥型落ち品
新製品が発売されたために以前の高額モデルが安く販売されていることがあります。
現行モデルや現在の低額モデルと見比べて性能が優れていたり、希望に合っているようなら型落ちセール品を購入するのも全然アリです。
高性能なモデルがお得に手に入るチャンスでもあります。
楽天で買えるスチームレンジのおすすめ商品
アイリスオーヤマ スチームオーブンレンジ MO-F2402 MO-FS2403
出典：楽天
アイリスオーヤマのMO-F2402/MO-FS2403は、加熱時にスチームカップを設置して、庫内に適度なスチームを発生させる簡易スチーム式のスチームオーブンレンジです。
9種類の自動温めメニューは食材の数量と重量を設定すると、適度な温め時間を自動で設定います。
また、11種類の自動調理メニューで過熱モードと調理時間を自動設定してくれます。
1台3役の加熱モードを搭載し、手動モードで切り替えも可能。
わかりやすい操作パネル、丸洗いできる付属品、広々とした庫内で１人～家族分まで十分に使いこなすことができます。
外寸はハンドル・突出部分を除き幅約51.3×奥行約40.3×高さ約33.2cm、加熱室の有効寸法は幅約31.5×奥行約35.5×高さ約20.6cmとなっています。
アイリスオーヤマ MO-F2402 MO-FS2403 スペック
- 外寸：幅約51.3×奥行約40.3×高さ約33.2cm（ハンドル・突出部を除く）
- 内寸：幅約31.5×奥行約35.5×高さ約20.6cm
- 質量：約14.5kg
- 庫内総容量：約24L
- 自動メニュー：全20種類
日立ヘルシーシェフ MRO-S8X
出典：楽天
日立のヘルシーシェフMRP-S8Xは、昨年2019年7月販売開始されたモデルですが、新製品の登場によりお求めやすい価格になりました。
本体の外形寸法は、約幅48.7×奥行43(ハンドル含む46.5)×高さ36.5cm。
庫内有効寸法は幅40.1×奥行34.4×高さ21.8cm。
広々使える31Lです。
重さと蒸気、温度を見て加熱を制御する重量センサー、蒸気温度センサーを採用しました。
庫内天面はフラットで拭き掃除しやすく、底面のテーブルプレートは外して丸洗いできます。
庫内側面も明るい色のシリコン系塗装で、汚れが目立ちやすく落としやすいと思います。
レンジの操作はボタンで簡単設定。
手動レンジは600W、500Wが簡単に使え、簡単レンジで前回出力したWを記憶しておくことができます。
スマホで使えるwebレシピも充実しています。
日立ヘルシーシェフ MRO-S8X スペック
- サイズ：幅487x高さ365x奥行き430(ハンドル含む：465)mm
- 庫内寸法：幅401x高さ218x奥行344mm
- 質量：15.5 kg
- 庫内容量：31 L
- 自動メニュー数：104
- レシピ数：130
- 最大レンジ出力：1000 W
- オーブン最高温度：250 ℃
- スチーム：タンク式
東芝 石窯ドーム ER-TD70
出典：楽天
東芝の石窯ドームER-TD70は、昨年8月発売開始されたモデルです。
新モデルの登場によりお手頃価格になりました。
外形寸法は横幅48×奥行き39×高さ35cmのコンパクトモデルながら、庫内は広々ワイドなフラット構造が魅力。
赤外線センサーと温度センサーで庫内をダブルに検知し温めます。
自動メニューは87種類で霊湯トーストや冷凍パンのあたため、パスタも楽々。
角皿スチームで茶碗蒸しやスチームオーブンも可能でお手入れも楽にできます。
庫内壁面には遠赤外線が放射される脱臭コーティングを採用し、赤外線で食品を包み込むように焼き上げることができます。
東芝 石窯ドーム ER-TD70 スペック
- サイズ：幅480x高さ350x奥行390(ハンドル含む432)mm
- 庫内寸法：幅376x高さ198x奥行320mm
- 質量：14 kg
- 庫内容量：26L
- 最大レンジ出力：1000W
- スチーム：角皿式スチーム
- 自動メニュー数：87
- レシピ数：119
パナソニック 三つ星ビストロ NE-BS606
出典：楽天
パナソニックの三つ星ビストロ NE-BS606は、昨年9月に発売されたモデルで、よりお求めやすい価格になっています。
幅50x高さ34.7x奥行40(ハンドルなどを入れた最大奥行寸法は44.9)cm。
庫内は広々とした26Lで、フラットな構造となっていてお手入れは簡単にできそうです。
脱臭など自動お手入れメニューがあり、自動メニューの数は68もあり充実。
裏返さなくても両面がこんがり焼けるビストログリル皿と外はこんがり、中はしっかり温めるパンの温めが人気です。
加熱水蒸気のタンク式となっています。
パナソニック 三つ星ビストロ NE-BS606 スペック
- サイズ：幅500x高さ347x奥行400(ハンドルなどを入れた最大奥行寸法：449)mm
- 庫内寸法：幅319x高さ215x奥行350mm
- 質量：15.5 kg
- 最大レンジ出力：1000 W
- スチーム：タンク式
- 自動メニュー数：68
- レシピ数：106
YAMAZEN（山善）簡易スチームオーブンレンジ 25L YRK-F251SV-B
出典：楽天
YAMAZWNのYRK-F251SV-Bの本体サイズは、幅51.3×奥行40.3×高さ33.2cm。
庫内有効サイズは幅32.8×奥行35.5×高さ20.6cmで、庫内容量は25Lです。
便利な縦開きで調理に便利なフラットタイプになっています。
温度と時間の設定を自動で行う自動メニューには、牛乳など飲み物の温めと食品の解凍温め、トーストやお弁当・野菜の下ごしらえ・クッキーなどの自動調理メニューもあり、普段使いであれば十分。
スチームは付属の角皿の四隅に各15mlの水を注いで行います。
YAMAZEN（山善）YRK-F251SV-B スペック
- 本体サイズ：幅51.3×奥行40.3×高さ33.2cm
- 庫内有効サイズ：幅32.8×奥行35.5×高さ20.6cm
- 重量：約13.1kg
- 庫内容量：25L
- レンジ出力：1000、600、500、200W相当
- スチーム：角皿
まとめ
便利なスチームオーブンレンジは高いというイメージがあります。
ハイエンドモデルともなると10万円を超えるものもあるので、スチームオーブンレンジが欲しくとも、なかなか手が出しにくく届かないというイメージもありますよね。
しかし同じスチームオーブンレンジでも、低価格モデルにすれば5万円以下でも購入することができます。
低価格だからと言って品質が悪いというわけではなく、レンジの大きさやスチーム性能においての違いなどで価格に違いが出ます。
低価格モデルに使われるスチームは簡易スチームといい、庫内に水を入れた容器などを一緒に入れて加熱し蒸気を発生させます。
やはり、どうしても温度やパワーでは高額モデルには及ばないものの、簡易スチーム式は庫内の掃除やお手入れがしやすく、そもそもの価格が安いのが魅力です。
お手軽にスチーム料理を楽しみたいというくらいであれば十分な性能を持っていると思います。
また、低額モデルであっても給水タンク付きの製品もありますし、新商品の登場タイミングであればこれまで販売されていたモデルが型落ちして安くセールになることもあるので、色々見比べてチェックしてみてください。
高価格なハイエンドモデルのスチームオーブンレンジはこちら。
アイキャッチ画像 出典：楽天
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