GoPro Hero7 Blackを買ってから、色々な場面で撮影しています。
何処かへ出かけた時にも、車のフロントガラスに付けて、その道順を記録しています。
そんな事を続けていると、友達から「ビデオカメラ代わりになるの?」とか「ドライブレコーダーとして使えるの?」という質問される事がありました。
子供の音楽発表会や運動会など、ズーム機能をフルに使って撮影するようなビデオカメラ代わりに使うのは厳しいと思います。
しかし、ドライブレコーダーならどうでしょう?
安い中華製のアクションカムよりは高画質で記録できそうですよね。
今回は、GoPro Hero7 Blackがドライブレコーダー代わりになるか考えたいと思います。
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Contents
GoPro Hero7 Blackがドライブレコーダーとして使えるか?
ドライブレコーダーの機能:GPS情報の記録
一概にドライブレコーダーと言っても、値段はピンキリですよね。
GPS機能が付いているような、ちょっと良いタイプのものなら、車速や位置情報を記録する事ができます。
安い物ならGPS機能がなく、ただ単に道路状況を記録するだけです。
幸いにもGoPro Hero7 Blackには、GPS機能が付いています。
本体のユーザー設定からGPSをオンにしておけば、GPSの信号を掴んでいれば情報を記録する事ができます。
しかしその情報を確認するのには、「GoPro for Desktop(GoPro Quik)」が必要になります。
無料アプリなので、インストールしておくのが良いと思います。
「GoPro for Desktop(GoPro Quik)」にGoProで撮影したファイルをインポートして編集画面に移ると、ゲージの調整というボタンが画面下に表示されます。
このゲージの調整の各項目をオンにすれば、記録した動画の画面上に表示されます。
移動した距離や移動した経路、スピードメーター、重力加速度の項目があります。
これを利用すれば、ドライブレコーダーのように使えそうです。
ドライブレコーダーの機能:G-センサー機能
ドライブレコーダーと言えば、衝撃を感知した時に自動的に録画をする機能が付いています。
この記録されたファイルは、通常のファイルと別に保存され、上書きされる事はありません。
この機能が付いていると、事故があった時の状況を残しておく事ができます。
GoPro Hero7 Blackでは、衝撃センサー機能ではなくG-Force(重力加速度)は付いているのですが、衝撃によって撮影を始める事はできません。
GoProで撮影中に車や自転車などでカーブを曲がろうとする際に、外側に引っ張られると思います。
G-Force(重力加速度)は、その時の重力を記録してくれる機能です。
ドライブレコーダーのGセンサー機能とは少し違うようです。
しかし、常時撮影を続けているのなら、事故などの衝撃があった場所も録画されているので、ファイルを消さない限り記録を残す事は出来ると思います。
ドライブレコーダーの機能:上書き録画
ドライブレコーダーには、上書きされるする機能が付いています。
録画しているとSDカードの容量がいっぱいになってしまいますよね。
ビデオカメラなどは、容量がいっぱいになってしまったら、それ以上録画する事はできなくなります。
ドライブレコーダーでは、そんな時に自動的に上書きをして古いデータを上書き消去してくれるんです。
何も起こらない道路状況なら、消してしまっても良いですもんね。
GoProには、ループ機能があります。
GoPro Hero6 BlackやHero7 Blackなど機種は限定されますが、上書き機能と同じで古いファイルの上から新しいビデオを上書きし連続撮影する事ができます。
GoProのビデオモードの時に、ビデオカメラのマークをタップすると、ビデオとループの選択ができるようになります。
そして詳細設定により、ファイルの記録時間を5分、20分、60分、120分、MAXと分割して保存する事ができます。
これにより保存しておきたいファイルを上書きしてしまう事を防げると思います。
しかしながら衝撃検知してファイルを上書きしないようにロックするという機能は無いと思われるので、保存しておきたいファイルがある時は注意が必要です。(もしかしたら衝撃検知機能は見つけられないだけであるかもしれません。)
ドライブレコーダーの機能:広角レンズ
ドライブレコーダーは、広角レンズでどれだけ死角を作らずに記録できるかが重要になってくると思います。
170°の広角があれば良いのですが、安い物だと140°やそれ以下になってしまいます。
その点GoProは、超広角がウリの1つになっています。
GoProをドライブレコーダー代わりにつかっても、死角を作らない撮影が出来そうです。
ドライブレコーダーの機能:撮影時間
後付けのドライブレコーダーは、シガーソケットから電源を取りながら撮影を続ける事が出来ます。
GoPro Hero7 Blackでは、画質にもよりますがバッテリーが約60〜90分くらいしか持ちません。
充電しながら撮影する事も出来ますが、純正フレームではサイドドアを開けてケーブルを接続する事ができません。
その為、バッテリーの時間を伸ばすためには、サードパーティ製のフレームを購入する必要があります。
長距離の運転をしない場合は、充電しながらという事は考えなくても良いかもしれませんが、高速道路を使って旅行に行く時には、バッテリーの駆動時間が気になりますよね。
そしてループ機能があるGoProなら、バッテリーの駆動していれば常時撮影する事が出来ると思います。
ドライブレコーダーの機能:マウント
ドライブレコーダーを購入すればマウントが付属してくると思います。
それを所定の位置に取り付ければ良いのですが、GoProでは別途購入する必要があります。
車の形状により取り付け位置は異なると思いますが、ダッシュボードやフロントガラス上部にが良さそうです。
リアに取り付けたい場合も同じです。
僕が使っているステップワゴンでは、吸盤タイプのマウントで取り付けする事が出来ました。
しかし、リアハッチの開け閉めが多い場合には、設置場所を変える必要もありそうです。
そして、常時電源を取りたいと思っている方は、コードの配線も必要になります。
GoProのバッテリー駆動時間内で済むなら、上の写真のようにスッキリとした感じで取り付けが出来ます。
常時給電する方法は、1つはシガーソケットから給電する方法があります。
シガーソケットからUSBへ充電できるオートチャージャーと、長いケーブルが必要になると思います。
例えば下記のよなセットならお得に使うことが出来そうです。
もう1つは、モバイルバッテリーから充電する方法があります。
ダッシュボード上にマウントを使って固定するなら、充電ケーブルはそこまで邪魔にならないと思います。
しかし、フロントガラスに取り付けたGoPro Hero7 Blackだと、ケーブルが邪魔になる可能性があります。
短いケーブルではなく、長い充電ケーブルを用意し上手に這わせないと見た目が悪くなりそうです。
そして、駆動時間はモバイルバッテリーの容量によって左右されるので、連泊で旅行をする時にはその点を考える必要があります。
僕が使っている吸盤タイプのマウントは、安いアクセサリーセットの物です。
三脚の耐久性は悪かったのですが、今のところ吸盤タイプは長く使えています。
低価格で、アクセサリーを揃えたい人にはおすすめです。
まとめ
GoPro Hero7 Blackを、ドライブレコーダーとして使う事は出来そうです。
ループ機能によって連続撮影が可能ですし、充電しながら使う事も出来るのでバッテリーの心配もしなくても良さそうです。
その場合、別途購入部品が増えてしまうのが難点です。
そしてGPS機能により、スピードや距離などの情報も確認する事ができます。
画質も4KやフルHDなど選択する事ができます。
ただ駐車場の監視機能など、ドライブレコーダーにしかない機能もあります。
GoPro Hero7 Blackをドライブレコーダー専用として購入するのではなく、あくまでそのような使い方もできるアクションカメラとして購入するのが良いと思います。
そう考えると、GoProに近い中華製のアクションカムでも同じ事ができそうですよね。
GoPro Hero7 Blackを持っていて、あまり車に乗らないけど、たまにドライブレコーダーとして使いたいと思った時におすすめです。
あおり運転対策にドライブレコーダーは必須です。
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